#申請主義
「15歳からの社会保障」執筆における5つの工夫について
拙著「15歳からの社会保障」の4刷が決定しました。(合計13000部になりました)目標としていた全国の中高+αの数=15000部まであと少しになりました(12000だと誤認していました汗)。
お手にとってくださったみなさま、ご紹介くださったみなさまに感謝いたします!
大変ありがたいことに、執筆に際しての工夫についてお聞きいただけることが増えましたので、以下に記させていただきます。
1.物語の活
社会保障制度を公助として機能させるために-令和3年 子供の生活状況調査の分析 報告書を読んでの雑感-
「令和3年 子供の生活状況調査の分析 報告書(内閣府)」を読みました。
上記報告書内に、社会保障制度を必要としているであろう方たちが利用に至っていない現状についてのデータもありました。以下転記いたします。
●支援制度の利用状況について、収入の水準がもっとも低い世帯でも、「就学援助」や「児童扶養手当」の利用割合は5割前後であり、「生活保護」、「生活困窮者の自立支援相談窓口」、「母子家庭等就業・自
【簡易まとめ】”制度からの排除”を防ぐための制度申請フローにおけるサポートポイントについての整理表
過去、noteで、申請主義の現状と課題について、そして、課題に対する一部施策提案などについて記してきました。
申請主義によって生じる制度からの排除の問題は、デジタル施策のみではなく、さまざまな施策や取り組みを複合的に組み合わせていく必要があると考えます。
現行、情報の入手(行政機関の広報・教示義務)においてさえ、どのような場合に、サポートしてくれる制度があり、条件はどのようなもので、どこで、ど
一般社団法人つくろい東京ファンドさんが開発した”生活保護申請支援システム「フミダン」”に関する厚労省の申入れと厚生労働記者会見に、ポスト申請主義を考える会として参加させていただきました。
昨日12/15に、一般社団法人つくろい東京ファンドさんが開発した”生活保護申請支援システム「フミダン」”に関する厚労省の申入れと厚生労働記者会見に、ポスト申請主義を考える会として参加させていただきました。
「フミダン」は、オンライン上での申請書類の作成と作成した書類をインターネットFAXを活用し、福祉事務所にFAX送信する、という生活保護申請における「水際作戦を終わらせる」ためのプロダクトです(
新型コロナの影響に伴う 経済支援制度等の収集や発信について実施したこと
この度の新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の感染拡大により、治療中の方にお見舞い申し上げるとともに、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。また、今も治療の最前線でご対応くださっている医療関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。
また、自治体による自粛要請などに伴う企業等の業績悪化に伴う失業、離職、所得の減少などにより、経済的な困りごとを抱える方が増えておられます。それに
申請主義という関所を守る門番としてのソーシャルワーカーについて考える
以下、Twitterでのつぶやきをまとめました
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ソーシャルワーカーに申請主義の歴史と課題について関心を寄せてほしい理由は、税の再分配の中で提供されるソーシャルワークは、関所としての申請主義という前提のもとで為されているから。
関所を超えられない人たちに対して、ソーシャルワークを提供するには、税の再分配の外に出る必要がある。
それは言い換えれば、ソーシャル