触ることはタブーになるのか
礼儀作法では手を添え、相手に触れることでその人に伝えることがある。
例えばお辞儀の仕方を動画でみて覚えても、今やっている自分の姿勢が正しいのか全く分からない。
先生がそばにいて手の位置、腰の位置、頭の位置としっかりと手で触れて教えてくれることで正しいお辞儀を覚え安心する。
しかし、今の教育現場は「触れない」という話を小学校で聞いた。
女生徒に頭をなでようもんならセクハラになり、頑張ったねと男子生徒の肩に手をやると暴力になると言う。
もちろん、生徒がそう思っているのではなく、その話を聞いた親が先生にうったえることが多いという。
生徒を性的な目で見て、犯罪を犯し、ニュースになる一部の心無い教師のせいで「先生か触る=性的な意味」でとってしまうという。
では、まったく触るのを禁止すると困るのは誰だろうか、自分の子どもたちである。
書道は先生が一緒に筆を持つことではらいなどの力加減、字のバランスを知ることができる。
体育だって水泳は先生が腕の場所、バタ足の強さなど触ることで体感する。
*娘はスイミングスクールに通っていますが、ガラス越しに見学しているとそういう指導をしているし、そのことで訴えている人は一人もいない。
なぜ学校だとだめなのか。
私は幼いころ先生が頑張ったねと頭をなでたことを嬉しいと感じていた。
答辞を読んだ後、校長先生と握手をしてその手の大きさ、厚み、温かさから「大人」を感じることができた。
部活で悔しくて泣いたとき、先生が背中をなでてくれた。
もっというと、幼児教育だって「ふれあい」をとても大切にしている。
現にうちの子どもたちは何かあると(何かなくても)手をつなぐと喜んだり、ハグをしたり、寝るときに寄り添うことで安心を感じるのだ。
そう
大人の手は「安心」の手
子どもたちにはそう感じてほしい。
だから私はよくハイタッチやハグをするよ☆
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