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スキル別「夢中になれること」【ビジョン】【スピーカー】【ブリッジ】

前回、
私が考える『強み』について
お話ししました。

「人と比べて、自分には強みと言えるものがない」

こんなお悩みを抱えている方は
少なくないはず。

私もこれまで
「自分には得意なことがない」
「人に誇れる強みがない」
「得意なことはあるけど、人と比べると全然強みと言えない」

と言った方と
たくさん出会ってきました。

そう言った方に共有するのが
「自分と人を比べていること」です。

「強み」は
人と比べても得られません。

自分よりも知識や経験があり、
評価されている人なんて
数え切れないほど存在します。

そんな人たちと自分を比べても、
得られるのは
「あの人に比べて自分なんて…」
と言った自信の無さや自己否定だけです。

自分の強みを見つけるために
大切なのは
「夢中になれるものは何か?」を考えることです。
(詳しくは前回の記事で解説しているので、
そちらも参考にしてくださいね)

とは言え、
人それぞれ
「夢中になれること」は違います。

ただ、夢中になれることは
「スキル」によって
ある程度特徴が出ると
私は考えています。

そこで今回から
数回に分けて、
スキルごとにみた、
「夢中になれること」

ご紹介していきます。

第一回目となる今回は

・ビジョン
・スピーカー
・ブリッジ

この3つのスキルについて
解説していきますね。

※今回は『アクシスプロファイル』を
受けた方向けの記事となります。

<登場する用語>

アクシスプロファイル…才能(強み)を可視化するサービス
スピリット…生まれつき持つ資質
スキル…後天的に変わる才能・強み
ビジョン…9つあるスキルの一つ。豊かな想像力が強み
スピーカー…9つあるスキルの一つ。感情や思考を発信する力が強み
ブリッジ…9つあるスキルの一つ。人と人をつなぐ力が強み

ビジョン型が『夢中になれること』

ビジョン型の特徴を一言で説明すると
「優れた想像力」です。

「これがあったらいいな」
「こう言うのがあれば楽しくなりそうだな」
「こうしたらもっとよくなりそう」

といった
想像を膨らませることを得意とします。

子ども心を忘れない
好奇心旺盛タイプ
と言えるでしょう。

ビジョン型は
「すでにあるものを改革する」よりも
「ゼロから何かを生み出す力」に優れています。

料理で例えるなら、
元々あるレシピを改良するよりも、
自分のオリジナル料理を開発したがるタイプ。
とも言えますね。

そんなビジョン型の人が
『夢中になれること』

たくさんのアイディアを出すこと。
です。

ビジョン型には、
独特の着眼点を持っている人が多く、
周りからは
「え、そんなこと思いつくの!?」
「よく考えたね…」
と驚かれることもしばしば。

この想像力・アイディア力こそが
ビジョン型の強みと言えるのです。

多くの人にとって
「アイディアを出すこと」は
大変で、簡単にはいかないものです。

しかし、
ビジョン型にとって「アイディアを出すこと」は
時間を忘れるほどに
ワクワクすることだったりします。

夢中で想像しているうちに、
皆にとって役立つアイディアを閃いた。

なんてこともあるでしょう。

これは、大きな強みと言えますよね。

ただ、せっかく閃いたアイディアも
周りにシェアしなければ意味がありません。

昔、こんなことがありました。

知り合いのビジョン型(仮にAさんとします)のお話です。

Aさんは自分の考えを
あまり周りに話さないタイプでした。

しかし、とてもアイディア力に優れた人で、
たまに発言したときには
「めちゃくちゃいいアイディアだね!!」
「そんなこと思いつかなかった!」

と感銘を受けることもしばしば。

でも、本人は
「別に大したことない」
と思っていたそうです。

ビジョン型にとっては
「大したことがないアイディア」でも
周りにとっては
「素晴らしいアイディア」に見える。

こんなことが分かる良い例ですね。

どんなに素晴らしいものでも
周りに伝えなければ意味がありません。

アイディアを形にすることで
新しい価値が生まれます。

想像したアイディアは
口に出す、人に話す
と言うことを意識してください。

そうすることで、
ビジョン型の「アイディア力」が
強みとしていきていくでしょう。

スピーカー型が『夢中になれること』

スピーカー型の人はズバリ

自分の感情をのせて話すこと

に夢中になれます。

最近あった出来事や
昔からハマっている好きなことなど
自分自身の感情を
そのまま言葉にすることができるんですね。

「どんなに疲れてても、
好きなことについてだったら
いつまででも話せる」

なんて方もいるのではないでしょうか?

スピーカー型には
「言葉に感情を乗せることが得意」
と言う特徴があります。

「好き」という感情を
そのまま言葉に乗せることができるので
夢中になって話し続けることができるんですね。

では、
「言葉に感情を乗せること」が
どのように「強み」になっていくのでしょうか?

その答えは
言葉に感情を乗せることで
人の心を動かせるようになる。
です。

これまでの人生で
「この人の言葉には、重みがある」
「なぜか話しに耳を傾けてしまう」
「妙に説得力がある」
そんな人と会ったことはありませんか?

私は、
こう言ったタイプの人には
スピーカー型が多いと考えています。

人は感情を動かされたことを
強烈に覚えているものなのです。

ここでよくある勘違いが、
スピーカー型の人は、コミュニケーション能力が高い。
と思い込んでしまうこと。

スピーカー型の才能は
コミュニケーション能力とは関係ありません。

たまに
「自分では話下手と思っていたから、
スピーカー型と診断されるのは意外」
と言う方がいます。

思いや感情を伝える力
=高いコミュニケーション能力

この思い込みが、
自分の強みに気づけない原因の一つになっている
とも言えるでしょう。

「自分には伝える力がある」
そう意識することが大切ですね。

ブリッジ型の『夢中になれること』


ブリッジ型のスキルを持つ人は
共感力に優れています。

「あの人は今、何を必要としているかな?」
「この人は今、どう言うことを考えているのかな?」

と無意識のうちに
相手の感情や思考を感じ取り、
相手の望む行動を取れるんですね。

そんなブリッジ型が
夢中になれること
協力者を見つけることです。

相手のことを考え、
相手のために行動できるので
気付けば周りには協力者がたくさんいた!
なんてこともあるでしょう。

協力者を見つけるためには
人との繋がりを
広げることが大切です。

面倒だからといって

・外に出ない
・人に合わない
・会話に参加しない

といった行動をとってしまうと
せっかくのスキルも活かせなくなってしまいます。

また、人と会うときに
「楽しい!」と言う感情だけで
終わらせてしまうことも
スキルが活かせない原因になります。

大切なのは、
「この繋がりを、
どう活かしていけばいいか?」

を考えること。

つまり、
未来の可能性にまで
意識を向けることです。

「AさんにBさんを紹介したら、
どんどん可能性が広がりそう!」

「〇〇のスキルを持つCさんに
自分の仕事を手伝ってもらえたら助かるな」

といった感じですね。

人と出会って、
その瞬間を楽しむだけでなく、
この出会いが何を生み出すか?
を考える意識を持ちましょう。

今だけでなく
未来にもワクワクできると
いいですね。

さいごに

以上が

・ビジョン型
・スピーカー型
・ブリッジ型

の「夢中になれること」でした。

まとめると…

<ビジョン型>
たくさんのアイディアを出すこと。

<スピーカー型>
自分の感情をのせて話すこと

<ブリッジ型>
協力者を見つけること。

ですね。

次回は

・センス
・ボーダー
・リサーチ

の『夢中になれること』について紹介するので
楽しみにしていてくださいね。

あなたのフェーズを上げるために、
このnoteを利用していただければ
とってもうれしく思います。

読んでくださったあなたに感謝を。
山下真輝でした🌙

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