愛する

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これまで、恋愛を幾つか人生で繰り返してきて体験した事があるのに、

"誰も愛した人はない"

と言うと、みんな大丈夫か?

何言ってるんだというような
リアクションをするのが

私には、不思議。

例え、何歳だろうが

6年過去に付き合った相手がいようが

現在、この瞬間の人生を誰ともシェアしてない

誰も私の側にいないなら

恋愛という意味に置いて

それは、今までの人は

そこまでの関係でしかなかったんだと

私は考える。

よく聞くのは

あんなに愛しあった人は誰々だけだった。

なら、何故今度こそ本当の相手に巡り合ったなんて

言葉がその人の口から飛び出してくるんだろう

何度も奇跡なんて起こらない

私は自分にとって最良の相手とは

人生でたった一人しか出会える確率はない
と思っている

そもそも、全員がそんな相手に巡り合える
とは今はもう思ってはない

巡り合えたらいいな

それは奇跡みたいなものだから

友情だって 
名前のない大切な関係だって
それも愛ではないだろうか?

人間、こんな時代も重なり

いつ死んでも本当におかしくはない

死ぬ前にもし心残りがあるとしたら

愛せる誰かに出会いたかったと私は言うだろう

まだ、であってはないから

片思いは辛いと言うが

少なくともその人を愛せる

そんな気持ちを持てる事は

上手くいかなくても

とても素晴らしいことだと思う

勿論、話したこともなく

友だちでもなく

よく知りもしない相手のことを

そん風に言うのは

単なる恋愛依存でしかないと思う

人間は何でも美化したい

過去の恋愛も地獄だったのに

相手に執着というより

その時、努力した精一杯頑張ってた 
キラキラ輝いていた

そんな自分が

無駄だったと思いたくないからだと思う

人間はめんどくさい
人生も何ならめんどくさい

年を重ねると

社会のレールもめんどくさい

あーこういう事はもうないな

とか現実をつきつけられて

諦めてしまうんだと思う

あ、ちなみにこれはわたしの話です

だから、とある若い人が当時の自分のように

何かを語ってるのを聞いて

あー、その時私も同じこと言ってたな

何にも分かってなかったな

と自分のように思える

そして。。虐待家庭に産み落とされ

病名はともかく、

後遺症を心身におった人は分かると思うが

このまま誰かを愛せずに死ぬのは怖いという感情がどんどん強くなってきた

パートナーがいる人や誰も要らないという
価値観の方も多いのでそういう人は

記事読むのはお勧めしませんw

私は愛への飢餓感がとても強かった
若い頃は特に

でも段々、親と同じような人との
毒にしかならない関係を

繰り返し

消耗し

もう疲れた


そして

何故

こんなに孤独なんだろうと

人生のパーツの中を

回想してたりする

そして

ある大きな岩にやっと

ぶち当たったような体験を得た


それはずっとあったんだけど

感じる力がこころの所とても弱くなっていた

あまりにも辛い事、痛みが大きすぎると

人間は自己防衛で

感じることを麻痺させてしまうから

そして、ふと真夜中に

幾人かの人との触れ合いを 

じっくりと

迷彩に思い出していった
何度もリフレインして

脳裏に刻み付けるように

初めて親切にしてくれた職場

虐待する親達とは全く違う

普通に心がある人達
私はそんな大人がいる事に驚いた

そして、

あるシングルマザーの女性と出会った

お昼はいつもお喋りをして

私と喋るのが楽しいと言ってくれた

虐待親の元から逃げ出す時に

全て荷物を持ってこれず

最後に私が退職する時に別れを忍んで

大切なペンをくれた

とて大事にしてたのに

それが手元になくてとても残念だが

彼女が最後にくれたペンは少し意味のある物で

今となっては

彼女は私の暗闇のことを

当時、何にも知らなかったけど

私の良い部分を見てくれていたんだと思う

私は当時、その事に若すぎて

気付けなかった

まだ未成年で

制限された

ナチスのような家庭で

社会経験も、家と学校以外

殆んどなかったから

心に残る人はいつも

言葉で説明せず

行動で自然に現してくれた人達だと書きながら思い出し涙が出てくる  

伝えたい

元気でいてくれていますか??

あなたと出会えたから、
私はまだ生きています

死にたくてもしにきれなくて

やり遂げたい夢もあり

生に執着があって

でもどうしていったらいいのか答えは

やれる事全てやっても結果実らず

コロナも重なり最近抑鬱に苦しんでいた
いや今もなのだけれど

そんな時に例え一瞬でも

思春期に出会えてはなかったけれど

すれ違った人はいなかったか?と振り返って

道路でさっと助けてくれた見知らぬ女性

男性不信の私を夜遅いからと

タクシーに乗せてくれ

家まで何もせず、
タクシーの中で私の無駄話に

笑顔でつきあい、送り届けてくれて

Take care と言ってHugだけして別れた

黒髪の紳士な男性

私はPUBでその彼に

一目惚れをしていたんだけれど

彼は英語凄いね、俺も祖父がドイツ人で、

仕事上、ドイツにも行くから、

ドイツ語学ばなきゃて思ってるんだけど

と語ってくれた

時々少なく発する言葉の中で

今思えば何かを
みんな私に教えてくれていたんだと思う

そして、それは親からの愛を知らずに

育った私にとっては

とてもとても大切な

かけ集めた大切な宝物だ

まだ若かった彼らの年を私はとっくに

越えてしまった


職場で出会った一瞬にお昼に
お喋りしていた女性は

恋人を作るのは子供に悪いからと

少し寂しげな表情をしていた

裏腹に明るい優しい声を思い出す


本当の事情など
彼女の事は

いやお互いに
何にも知らなかったけれど

時々、何処か達観したような

少し寂しげな眼差しと明るい口調で好きなコスメの話を一瞬にお昼にしていたのが懐かしい

いや懐かしいというより

あの人に出会えて良かったと

最近、毎晩思い出す

祈るような気持ちで

有難う。
私と出会ってくれて
接してくれて
愛をくれて
有難うと。。

虐待、毒親の元に産み落とされた私には

思春期にきちんとした
ロールモデルがいなかった

信頼できる大人なんていなかった

虐待、虐めを知っていても

見てみぬ振り、
あるいは自分が生徒をターゲットにして
笑い者にする下らない教師とは呼べない

大人たち

いい思い出は

人間一つくらいはあると言われても

わたしの人生は色んな地獄の混ぜ合わせだった

でも、言葉で言われた事より

人として誠意ある態度で

普通に暖かく接してくれた

そんな僅かな人達とのすれ違い

長い人生の中で
ある人とは一瞬
ある人とは一夜
ある人とは数ヶ月

馬鹿にしたり見下したりせず

接してくれた行動に

私は今、この瞬間も

毎晩、とても感謝している

もっと出来る事なら
働きに出るまでに
未成年の時に
思春期に
そういう素晴らしい大人達に出会いたかった
でも、過去は変えれないし

起きらなかったことより

起きたことを思い出したい

お願いだから
どうかこんな時代の中

元気でいてね
いて下さい

私が今生きてる理由は

あなた達、全員との

人生でのかけがいのない

触れ合いのお陰です

有難う

私なりの解釈で

彼らを

心の底から愛してる

そんな関係を愛と呼んでもいいと私は思う

とても個人的な話で、

誤字脱字がいつもにも増して

多いと思いますが

敢えて、このまま
残したいと思います。

これを残せて良かった。
ときっと後で思えるはずだから。




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