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駄洒落番長のOMG② 出雲大社で「千と千尋」体感

小説や映画では、裏通りにある人気のないバーに謎の占い師ないしは預言者が度々登場します。

ある日、夫が行きつけのバーから帰ってくるなり、「今日バイトに来ていた女の子が『貴方の守護神はニニギの神様です』って言うんだけどさ、ニニギの神様って??」と聞いてきました。
「確か〜、雲の上から地球に降りてきた最初の神様だったような?」と怪しげな回答をしましたが、ちゃんとした説明をしなければ神様に申し訳がたちません。早速、本屋さんに古事記に関する書籍を探しに行きました。

" 古事記 "


義務教育のうちに習うのでしたっけ?
その読み方のせいで、習った当時、なんだか神様が貧乏くさいように感じませんでした?
(うっわ〜〜、神様、ごめんなさい🙇‍♀️ 。でも、そう思ったのは私だけじゃないはず。。。)


大人になって改めて勉強すると、古事記のまぁ面白いこと!神話の世界の神様達のなんと人間臭いこと!
すっかりその世界にのめり込みました。

そしてわかったニニギの神様ですが、瓊瓊杵尊/邇邇芸命(ニニギノミコト)と難しい漢字を書きます。天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫にあたり、もともとは天上で暮らしていました。大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)という地上の神様が苦労して地上をまとめあげた、そのタイミングで「これからは地上世界を天上の神様が司りますよ〜」と天照大神の命を受けて天から降りてきた神様です。これを"天孫降臨"と言います。

この大国主大神がまた魅力的な神様で逸話も沢山あります。「因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)🐇」もその一つ。(2023年お正月に書く記事としてはピッタリ)

天孫降臨の前の逸話に、別の天上の神様が来て地上での覇権を譲り渡すよう大国主大神に迫る、というのがあります。これを"国譲り"と言います。この話も大変面白いのですが、長くなるので省略。
この時に大国主大神は「わかりました。地上の国は譲りましょう。その代わり、天まで届くような巨大な御殿を作ってください」と交換条件を出します。

その御殿が出雲大社なんです。

行きたい!行きたい!
大国主大神のご自宅拝見してみた〜い!


あぁ、いつもの私の唐突な旅心がウズウズしてきましたよ〜〜


さぁ、いざ参らん!
神話の国、縁結びの聖地、出雲大社へ!!!



早っ。
もう着きました。


ご自宅は国宝

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