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ガールズモードとGU

久しぶりに初代ガールズモードがやりたくなって、メル狩リしたガールズモード(300円)を友達に押しつけて一緒にプレイした。

「そろそろ終わりにする〜?」「うーんごめんこれ売っちゃってから」このセリフを繰り返して三時間以上プレイしていた。ガールズモードはただの作業ゲーに見えて奥が深いのである。
特に初代は難しいと思う。なぜなら服の系統がわからない人が多すぎる。普通、この類のゲームは大体一人一人に推しブランドがあり、その服をおすすめすれば何とかなるのだが、上半身バンギャ下半身エスニック系統の女みたいな人たちがたびたび来店するせいで、「これは気に入らないよ〜」とか言われるのである。いや知らんて。

しかし小学生だった私はこれを感覚で乗り越えていたわけだ。むしろファッションに関する余計な知識がなかったからこそ、直感でクリアしてたわけである。しかし今やってみたらどうだ。全然売れない。週一ペースでGUのアプリを確認しているからか?ありえない組み合わせに対しての拒絶反応が起こり、無難なものばかりをお勧めしては「う〜ん、着ないやつだなぁ」とか言われるのである。

流行りのものが安く買えてしまうGUが大好きである。そこに型破りの服はあまりないため、GU内のもので組み合わせればかなりいい感じに見えてしまう。この服、奇抜なんだよなぁ〜って思ってもGU(ユニクロでも可)と組み合わせればなんとかなる。そのせいか、自分の服が没個性かもしれない…なんて感じることが増えた。街に出れば、同じような形の服ばかり見る。フレアパンツとかカラースラックスとか毛糸のだるんだるんカーディガンとか(2022年時点)。まあ基本を覚えなければ応用はできないと言うけれども…。

そんな中で堂々と好きな服を着ているガールズモードの住人たちは眩しいものがある。全身紫(原色)のやつもいればCherry!とかデカデカと書かれたTシャツにチュチュを履いている奴もいる。しかも一着にかける予算も高いのである。
「お年玉入ったから、ブランドもん(chの事)を買うんだ!」って言って10万持ってきた奴もいる。お年玉ってことは多分私と同じくらいの年齢の子なのだろう。一着10万なんてかけられない。
お金ないよ〜って言ってファストファッションで済ませてしまう私たちとは次元が違いすぎて、好きな服を追い求めるために大金をもってくる彼女たちが少し羨ましいとも思った。

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