この仕事 もうやめようかと思った日 部屋のあちこちが 少し笑った
フリーランスで25年以上、よくやってきたと思う。
ちょっと疲れてきたなぁ。
キャリアだけはあっても弱い立場にいることには変わりなく。
むしろ厳しい環境となってきている。
もうちょっと、あともうちょっと。
今年まで。
いや、切りがいいからとにかく来年まで。
そんなふうに働き続けてきたけれど、続ける意味が分からなくなってきた。
相手の会社の都合に前よりも振り回されるようになってきたからだ。
巨大なエルゴノミクスキーボードに両手を置いたまま。
事務所代わりの自分の小さな部屋を見回す。
観葉植物、写真、人形、ペン、椅子、縁起物、カーテン、クッション、砂時計、カップ、休憩時間用のギターまで。
慣れ親しんだ空間。
みんなが、「いいんじゃないの?」って優しく揺れているように見えた。
元保護犬であった愛犬がシニアとなりお空組となりました。まだまださびしい毎日ですが、これからも保護犬たちが幸せをつかめるように何らかの行動は続けたいと思います。愛ある作品も素人ながら作ってまいりたいと思っています。 お茶一杯分ほどでもサポートをいただけたら心から嬉しいです!