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「炎症がもたらす」ライフスタイルって?

炎症」って聞くとネガティブなイメージになりやすいが、
実はそれだけではない。

身体を守る生体防御の反応のひとつとして、
あるいは休息を促す「お知らせ機能」という大事な面もある。

炎症とは……..毒素、感染症、怪我に対する生体防御の最前線で、ごく自然な反応として現れる。

だけど、やはり「炎症」は避けたい現象であることは間違いない。

身体は「傷」を癒すために自然に炎症を起こす。
腫れやあざなどの場合、修復プロセスは迅速に応答するが……
ストレスや有害な食事などの要因による炎症は、長時間引き起こすことになる。

もし、それらの炎症状態があまりにも長い場合…..
心臓、脳、その他の臓器に永続的な損傷を引き起こす可能性があることは明らか。

例えば、炎症細胞が血管に長く定着すると、危険なプラークの蓄積が増加する。
身体はこのプラークを異物と見なし、迅速に初期反応を見せます。

だけど、プラークが構築され続けるにつれて、動脈が厚くなり、心臓発作や脳卒中の可能性がはるかに高くなる….
その結果、肥満、関節炎、癌、糖尿病、アルツハイマー病、さらにはうつ病など、
他の多くの一般的な慢性疾患を引き起こす可能性があります。

腫れ、あざ、赤み、熱など、外から見える観点からも炎症は大事なサイン。
例えば、つま先を突き刺すときのよう痛みを感じた場合…….
体内で起きている炎症が起こったことを知らせて、身体を防御している状態。
それと同時に治癒を促進する正常で効果的な反応であることも。

「慢性炎症」は、炎症を促進する特定の「食品」「ストレス」「運動不足」「喫煙」「汚染」「睡眠不足」などよって引き起こされる可能性がある。

「肥満」は脳や全身の炎症であることも知られている。

さらに炎症は、関節炎、線維筋痛、セリアック病、過敏性腸疾患などの状態に現れ、喘息や糖尿病を引き起こす可能性がある。

これは他人事ではなく健康を自覚している人にとっても、誰にでも起こり得る身体のリスクと言える。


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