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「細胞の感覚・記憶」が創り出す個性。

「遺伝」VS「環境」
….続き

我々ヒトの身体には、約35兆個の細胞があると言われている。

そして、身体を構成する細胞の種類は、約200以上あり、
神経、皮膚、心臓、肝臓などの臓器、血液などの細胞は、
それぞれ異なる機能と役割を持っている。

しかし、驚くべきことに、それらひとつひとつの細胞には、
細胞独自の「感覚・記憶」機能があると言うこと。

生物はこれまでの長い歴史の中で、絶えず起きる外部の環境変化に
適応してきた。
必死に耐えてきたと言っても過言ではない。

人間が感じる五感ではとらえきれない微小な環境刺激を認知する機能。
例えば少量の放射能….細胞は確実に感知する。

それだけではない!
我々が忘れてしまうような刺激、経験を記憶することもできる。
例え、どんなに小さな刺激でも、一度受けたら、
その情報は細胞核に中に保存され、記憶される。

この細胞の「感覚・記憶」力が、我々1人ひとりの運命を作り上げ、
「個性」を創り出す源になっているのだと僕は信じている….(つづく)

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