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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
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2020年1月の記事一覧

498:スピード時代でも本当に時間をかけなければならないことは何かを見極める。 [トップリーダーズSelect]

何でも情報やノウハウがすぐに手に入るこの時代に、歴史ある大工の棟梁の世界で新人が修行する下積みの仕組みを今でも取り入れているのには、非常に合理的な理由が根底にあった! 今のスピード時代には、大抵の情報はノウハウはすぐに手に入るので、昔のように理不尽な下積み時代を経なくても技術を発揮できる方法はいくらでもあります。 大事なのは下積みするかどうかではなく、「時間をかけなくてもいいことと、時間をかけるべきことは何なのか」という領域がきちんと見分けられるかどうかです。本当に時間を

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497:経営資源が不足しているなら、いっそ不足していることをPR要素にしてしまう。 [トップリーダーズSelect]

過疎化の進む村で逆に余りすぎて困っているものを開放したら、広告費に換算すると5億円以上のPR効果を生み出し、首都圏から600件以上の問い合わせが集まり、たくさんの人が村に集まった! 「人が足りない」「お金が足りない」「時間が足りない」と、不足をしていることに文句を言っている人が多くいます。しかしそういう人は、それが不足していなくても、別のことを不足だと文句を言うでしょう。 「無い」のは、当たり前。無いなら無いなりに、それを逆にPR戦略に活かすぐらいの発想がなければなりませ

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496:お客さまに直接要望をお願いするより、そうせざるを得ない工夫を考える。 [トップリーダーズ Select]

まだまだ不十分な技術のためにユーザーたちの不満が続出していたゲームが、少しアプローチを変えただけで、中の技術的には全く何も変えていないのに、逆にそれがゲームの面白さとなってユーザーたちは文句を言わずに楽しむようになった! お客様に望むことは、お客様に直接お願いしなくても、「そのようにしなければならない」という工夫で解決することが多くあります。そうしなければならないように仕向けるのです。 お客様が耳を貸してくれない、お客様がいうことを聞いてくれない…、などという不満がある時

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漫画36:この漫画に学ぶ「人間の生活のあるべき本質」 [漫画発想源]

学びと実践のために「漫画を読む」というのもまた一つの「読書」である! と考えて、漫画作品や漫画関連の話題から発想や企画のヒントを見つけるのが、この「漫画発想源」。 「漫画なんてビジネスに関係ないでしょ」なんて、とんでもない。漫画はその作品の内容から、さらにはその作品の企画自体から、いろんな発想源を見つけることができます。 いろいろな漫画の中から見えてくる、効果的な会社経営のやり方や、PR力を持つ企画の発想などなど。あなたにはここから、どのようなヒントを見つけ出すことがで

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495:これまでになかった画期的商品は、これまでにあったもので明快に言い換えてみる。 [トップリーダーズSelect]

これまでなかったビジネスモデルに対してお客様がつい口走ったたとえ表現を、そのまま業態名として使って展開を始めたら、3000億円規模の巨大ビジネスへと成長した! 「これまでになかったもの」「これまでに見たことがないもの」は、画期的だから注目されやすいかというと、逆にこれまでにないのだから理解されにくいものです。だからそういう時には「分かりやすいものに言い換える」という戦略が必要になります。 誰にも分かりやすく理解できるようなキャッチフレーズやネーミング。そのヒントは、お客様

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494:クレームは会社を成長させてくれる機会であり、決して逃げてはならない。 [トップリーダーズSelect]

会社の存続が危ぶまれるほどの大きな過失が発生した時に、女性社長が逃げずに謝罪に向かう姿に、大きな信頼と評判が集まり、会社は業界のパイオニアとして大きく発展していった! 「クレーム処理」という言葉を何の疑問もなく使っている会社は、クレームを「処理」しようとします。果たしてクレームを出しているお客様は、「このクレームを、処理してほしい」と思ってクレームを出しているのでしょうか? クレームは会社を成長させてくれる貴重な機会です。それをぞんざいに扱ったり、逃げたりしたら、会社はど

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493:新商品がことごとく失敗する場合は、リリース前の社内でのブラッシュアップの仕組みを改革する。 [トップリーダーズSelect]

タレントをただ起用するだけではなく、制作者とタレントが一体となって時間をかけてブラッシュアップしてからテレビに出す仕組みにすることで、爆発的人気を誇る高視聴率番組が出来上がった! いくら社内で一生懸命考えて出した商品がどれもうまくいかない場合は、「社内で一生懸命考えただけではダメ」なのであり、リリース前のブラッシュアップの仕組みを根本的に変えなければなりません。 現在よりももっと新製品・新サービスを高次元にブラッシュアップするためには、どのような工夫が必要なのでしょうか?

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492:ブームに踊らされることなく、ブーム前から何を発信し続けたかを意識する。 [トップリーダーズSelect]

面白さを発信し続けてきた工房が、「所詮おまけ」と思われていた商品を一大産業にまで押し上げ、さらにブームに踊らされることなく世界的に認められるクオリティを生み出すメーカーへと成長していった! ブームになると物が売れるので「ブームが来たらいいな」と望んでいる経営者や担当者は多くいますが、ブームに踊ると不良在庫や粗悪品は増え、企業間の関係も泥沼化していき、結局は大きな損害を被ってしまいます。 ブームに踊らされる前から、どのようなことを発信して来たか。ブームが来ても、どのようなこ

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491:疑いを晴らしてくれるのは、無実の弁明よりも信頼性のある生き方。 [トップリーダーズSelect]

不正が当たり前の商習慣の国で、清廉潔白な経営と生き方を貫いた日本人副社長が、やがて取引先や社員たちの意識も変えていき、その国随一の店を築き上げた! ビジネスの場では、意外なところで、あらぬ疑いがかけられるものです。その弁明だけでも膨大な労力と時間を割かねばならず、そんな疑いがかからないような活動を普段から注意しておかなければなりません。 疑いを晴らしてくれるのは、何よりも日頃の生き方なのです。そしてその生き方は、周囲の人たちの人生を変えるような大きなパワーになっていきます

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特集18:デザインでの再生力を学べ!「地域の魅力を掘り起こすデザイナー特集」3冊 [特集リーダーズ]

何かの分野について知りたい、何かの知識について調べたい、こういう人の話を読みたい、と思った時には、そのジャンルや方向性のものを複数読んでみるという方法も有用です。 そこでこのコーナー「特集リーダーズ」では、あるテーマに沿った本をまとめて3冊程度を一気にご紹介していきます。 一つのテーマをいろいろな視点から多角的に眺めてみる、そんな洞察力を養うために、ぜひ活用してみてくださいませ。 【第18回】デザインでの再生力を学べ!「地域の魅力を掘り起こすデザイナー特集」3冊 い

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490:世の中に存在するたくさんのメディアのそれぞれの特性を把握しておく。 [トップリーダーズSelect]

まだ誰もが広告の出稿の仕方を模索中だった新しいメディアに向けて、独自の感性でその時間やフレーズを考えて出したところ、CMは大ヒットし小さな会社は日本を代表する大企業へと急成長した! 世の中はメディアだらけであり、広告の場が無数にあります。経営者やマーケティング担当者は、世の中にはどんな広告の場があり、それぞれがどんな特性を持っているのかを把握しておかなければなりません。 世の中には、どのような形の、またどのような人が情報の受け手であるメディアがあるのでしょうか。どれだけ書

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489:「売れない理由」を探すのは、まず「売れる条件」を全て揃えた後で。 [トップリーダーズSelect]

どう考えても絶対に売れるはずの良い商品が、いくら改良していってもなかなか売れなかったが、反対意見の中に意外な盲点を発見し、そこから全国シェア9割を占めるほどの大ヒット商品が生まれた! 商品が売れない時には「どうして売れないのか」という理由を考えるわけですが、それは「売れる法則」「売れる条件」をまず満たしていなければ、いくら考えても何が悪いのかがピンポイントで見えてきません。 そのために、「売れる法則」「売れる条件」とは何なのかを、日頃から知っておかなければなりません。ヒッ

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488:他社との差別化を考えるぐらいなら、開き直って何をひたすらやるのかを考える。 [トップリーダーズSelect]

どれだけビジネス論を勉強しても倒産寸前まで追い詰められてしまった社長が、「もう何をやってもダメだから、これからは楽しいことしかやらない!」と開き直って社員たちに宣言した所、会社は奇跡的にV字回復を見せて急成長を始めた! 「差別化が大事だ」「USPが大切だ」と言っている経営者は多いのですが、全員が同じ用意の持っているので、結局は差別化と言っても大した差別化にはなっておらず、ろくな結果を残せないというケースが多くあります。 差別化を考えるぐらいなら、「他社よりもひたすら、こう

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487:こだわりの商品でも「そこまでマーケットに求められていない」と見極められるか。 [トップリーダーズSelect]

そのこだわりに定評のあるプロデューサーが、商品の品質もパッケージングも徹底的にこだわって、誰でも安心して食べられるほどに注意して作り上げた商品だったが、マーケットの需要を見誤ってとてつもない失敗作になってしまった! 自分たちの商品や企画には思い入れがあり、これだけこだわっているのだから分かってもらえて当然だろう、と思い込んでしまいがちです。売れなくても「なぜ分かってもらえないのか」と、ひたすら入れ込んでしまいます。 経営者やマーケティング担当者は「ここまでマーケットは求め

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