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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
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2018年4月の記事一覧

234:マイナスであることを嘆くよりも、それをプラスに活かすことを考える。[トップリーダーズSelect]

都心の高級ホテルに庭園を作ることになった時、敷地内の高低差が非常に問題になったが、世界的庭園デザイナーはそのマイナス要因を抑え込む設計ではなく、逆に高低差がなければできないデザインを取り入れて大きな評価を集めた! 何をするにも「立地が悪い」「カネがない」「人がいない」などと不足によって困ることは多々あります。しかし、不足していていることをただ嘆いていてもしょうがありません。 逆にその不足していることを強みとすること、不足としていることをプラスに活かすことを考えられるような

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歴史本10:無数にある物の中から100個の上位を選び出す企画 [歴史本の棚]

歴史こそ、史上最大の財産! 人類が長きにわたって紡いできた歴史そのものこそ、今に生きる私たちが学ぶべきことができる最も大きな参考資料です。 過去の大勢の人が必死に考え、真剣に実行してきたこと、そして成功し、失敗してきたこと、それらの経験を学べる位置に、私たちはいます。 国家経営、流通貿易、芸術創作などあらゆる歴史は、現代の経営者やクリエイターたちにたくさんのことを教えてくれます。 「歴史本の棚」は、大の読書嫌いの主宰・弘中勝でも読むことができた歴史本の中から、皆さんに

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233:発信という覚悟を利用することで、予想外の成長とチャンスを手に入れる。 [トップリーダーズSelect]

人気商売ではあるが不安定な職業ではあるがゆえに、別の方面で稼いだお金を投資をすることになった女性が、生活の中に投資へのモチベーションを維持する仕組みを取り入れたら、無知の状態から1年で300万円の利益を出せるまでに成長した! 何かを始めようと思ったら、覚悟が必要です。その覚悟を持つためにアウトプットを利用する、というのが今の時代ならではの工夫と言えます。 覚悟を発信したからにはやらなければならない。やらざるを得ない。結果を出した方が盛り上がる。そうやって自分を追い込むこと

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232:会社に頼らず自分一人で稼いで生きていける力を、常日頃から磨いておく。 [トップリーダーズSelect]

人気が出てはすぐに破綻するはかない総合格闘技イベントの世界で、団体の大きさや給料の安定の魅力に惑わされずに、エージェントにも頼らず徒手空拳で己の格闘家の価値を高めることに専念した日本人格闘家は、やがてアジア最高額のファイトマネーを稼ぎ出すトップ選手に上り詰めた! 会社から支給された名刺を差し出して会社の名前で「自己紹介」をすることに慣れきっている社会人は多いですが、そんな人はいざ会社が倒産したりリストラされたりすると、自分の不運を会社のせいにするだけで、自分から運命を切り開

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漫画17:この漫画に学ぶ「企画における弱点の設定の仕方」[漫画発想源]

学びと実践のために「漫画を読む」というのもまた一つの「読書」である! と考えて、漫画作品や漫画関連の話題から発想や企画のヒントを見つけるのが、この「漫画発想源」。 「漫画なんてビジネスに関係ないでしょ」なんて、とんでもない。漫画はその作品の内容から、さらにはその作品の企画自体から、いろんな発想源を見つけることができます。 いろいろな漫画の中から見えてくる、効果的な会社経営のやり方や、PR力を持つ企画の発想などなど。あなたにはここから、どのようなヒントを見つけ出すことがで

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231:テストマーケティングの結果をそのまま受け止めて「失敗」と決めつけない。[トップリーダーズSelect]

欧米の家庭では無地のカーテンが一般的なのに、日本では柄物のカーテン出ないと売れないという業界の常識に挑むも、最初はやはり柄物しか売れなくて無地は売れずに在庫の山となったが、あるパーセンテージを超えたところからいきなり売れるようになり、業界の常識という数字のマジックが見えた! 「テスト的に販売してみる」「テスト的にリリースしてみる」というテストマーケティングはビジネスの常識ですが、「テスト的」にやってみて「やっぱりダメでした」という結論になり、次もまた別のテストをと繰り返し続

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230:会社や商品のPRをする時に「説明しすぎ」になると、不自然で逆効果になる。[トップリーダーズSelect]

ハリウッドの映画界で最も成功した一人である脚本家が、できの悪い脚本の典型的パターンとして、「セリフでなんでもかんでも説明させてしまう」というこを挙げる。では、脚本の中で上手なセリフや表現というのは、どのようにして書いたらいいのか? 提案企画書が何十枚という分厚いものになってしまいがちな人、商品のプレゼンをしようと思ったらやたら説明が長くなってしまう人、宣伝をしようとしても伝えたいことが多すぎて訳が分からなくなってしまう人…。そういう人をよく見ます。 「とても美味しいです!

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229:教える側に大事なのは、教わる側のモチベーションを維持できること。[トップリーダーズSelect]

ISO14001の取得のための講義を社内で行ったところ、1人目のベテラン先生の講義だと社員たちが開始3分でみんな寝てしまったのに、2人目の若手先生の講義だとめちゃくちゃ楽しい雰囲気で最後まで授業を聞くようになり、業界初のISO統合マネジメントシステムが取得できてしまった! 「教える」というのはただ説明をすることではなく、「きちんと相手の身になること」です。高名な先生でよければいい、実績のある先生でよければいい、ということではなく、きちんと受講者の身になっているというのが、一

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228:分からないことは、置き換えることで新しい企画に使える素材に変わる。 [トップリーダーズSelect]

これまで一度も会社勤め経験のない放送作家が、ある発想法を使って会社員を題材にした話を書いたら、映画化も果たし国際的にも大きく評価されるほどの人気番組になった! 年配の人は若い人のことが分からない、男性は女性のことが分からない、日本人は外国人のことが分からない…、と自分と対極にあったり種別が違ったりする人たちのことは、把握しようとしてもなかなか把握できません。 しかしそれでも、その人たちに向けた企画を作らなければならないとしたら、分からない範囲のことでも企画を生み出すことが

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227:時間をかけて完璧を目指すより、完璧でなくてもスピードを最重視する。 [トップリーダーズSelect]

登場するや世界のスタンダードになるほどのインパクトを与えた次世代OSは、完璧なプログラムを目指す秀才肌の開発チームが降ろされ、スピードを最重視する開発チームによって作られ、発売時点ではまだ3500個のバグが残されたままだった! 「完璧なものさえできれば、時間はどれだけかかってもいい」と考える企画者や開発者は、これからの時代では生きていけません。問題は「最初に完璧かどうか」ではないのです。 未熟な部分、未完成な部分は詳細にあっても、大まかなものをテスト的に完成させてしまう。

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226:個人的な趣味や嗜好も「とことん突き詰める」ことで新しいビジネスに昇華する。[トップリーダーズSelect]

小学生の頃に誰も読まない雑誌を作ったり、高校生の頃にモテたいという理由だけで何百曲という作曲をやったりと、とことんやり尽くしたことがどれも全て大人になってから自分の仕事になった! 「私はこれが好きです」「私はこういう趣味があります」というプライベートなことは、自己紹介程度ぐらいにしかなりませんが、それを誰よりもとことん突き詰めていくと、それが仕事になります。時間とお金を使うだけの趣味が、お金を生み出してくれるものへと変化するのです。 自分の趣味をお金を生んでくれるぐらいま

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225:PR戦略では自分たちのこだわりの名称より、PRしやすい名称のほうが大事。 [トップリーダーズSelect]

本来は主催者たちが強くこだわっていた正式名称を、それがハンデと感じたPR担当者がプロモーション資料にこっそりと仕掛けを打つことで、PR力のある略称のほうが一般的となり、日本の誰もが知る有名イベントとなった! 「この名前を広めたい」「この名称で有名になりたい」と本人がいかにこだわっても、PRしにくい名称、拡散しにくい名称は損です。PR戦略を考える際には、PRしやすい名称になっているかどうかという部分も重要で、それを本人の頑固なこだわりで潰してしまうのはとてももったいないことで

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224:大きなターゲティングよりも、一人の声の中にビジネスチャンスが見つかる。 [トップリーダーズSelect]

マーケティング担当者には「F1層」「F2層」というターゲティングを盲信する人が大半だが、雑誌編集者がある一人の専業主婦から聞いた話によって仮説を立てて創刊した女性誌が、瞬く間に完売するほどの人気雑誌となった! 「今の20代はこんなことを考えています」「外国人はこういう思考の人たちです」などと広いターゲティングでマーケットを語る企画者は、三流です。そのような大きなデータは、自分の肌の感覚ではなくどこかで拾ったデータにすぎません。 細分化が進んでいる今の世の中では大きなデータ

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223:他者の助言を盲信しすぎると、業界を揺るがすような新しい発想は生まれない。 [トップリーダーズSelect]

郊外にあるのどかな場所で開業を決意したパティシエが、どの経営診断会社に診てもらっても失敗確実で経営者失格だと烙印を押され、メインバンクをはじめどの銀行も融資をしてくれなかったが、いざ開業してみるとあっという間に商品が売り切れてずっと来客数が途切れず、瞬く間に大人気菓子店となった! 経営や事業が不安になるとついついコンサルタントや診断会社など他者のアドバイスに頼り、盲信してしまいがちになります。 しかし、他者のアドバイスの大半が「従来の考え方だとこうだ」という基準で出された

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