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社員インタビュー|福岡でフルリモート×子育て×副業をしている社員にインタビューしました
【社員プロフィール】
福岡出身。慶應義塾大学法学部卒。大学時代は競技フットサルに打ち込む。
2005年、楽天株式会社入社。楽天市場事業で新規営業・セミナーに携わったのち、社長室にて秘書・経営企画業務にあたる。その後、リサーチ部門で楽天会員DBを活用したBtoBのマーケティング支援を行う。新卒2年目から兼務で人材育成にも関わり、部門の育成体系構築、英語公用語化プロジェクトなどにも携わる。
2012年から株式会社ウィル・シードにて、コンサルタントとして大手企業の人材育成を支援。企業内のOJT制度構築や育成文化醸成、クライアントニーズに応じた新しい教育プログラム開発を行う。
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1.なぜウィル・シードへ
楽天で様々な経験を積む中、便利なツールやサービスがあったとしても人や組織がうまくいくわけでないことを体感しました。いい方向で人が変わるにはどうしたらいいか、「ビジネスにおける人や組織」について考え始めたきっかけです。
また、知識詰込み型の学校教育や就活をするまで自分のキャリアを考える機会がほとんどないことなど、日本の「教育」に対しては、もやもやを感じていた部分がありました。
そういった背景がある中、東日本大震災を機に『一度の人生、やりたいことをやろう!』と強く感じ、「教育」を軸にした仕事をすることに決めました。
ウィル・シードとの出会いは転職エージェントからの紹介です。実は学生時代にウィル・シードのインターンに応募したことがあり、その時はご縁がなかったのですが、再びご縁がつながった形です。
面接を重ねる中で、
①若年層向けと企業向けの両方の事業をしていて、自身が持っていた「教育」「ビジネスにおける人や組織」への興味関心が両方実現できること
②面接で会う人が「何をやりたいのか」「どうしたいのか」と聞いてくれ、フランクでハッキリ話をできる感じが自分も合いそうだと思ったこと
この2点で入社を決めました。
入社をしてみたら、想像していたよりも「人や組織」の領域は奥深く、そして難しくて、気づいたら10年ちょっとウィル・シードで仕事をしています。
2.フルリモートで仕事をする
フルリモート勤務にした背景
コロナで出社制限がかかり仕事もオンライン化が進み、当時住んでいた千葉から毎日リモートで仕事をすることになりました。その時に、個人としてもチームとしてもリモートで十分にできる手ごたえを感じました。
また、元々自然豊かな地元で子育てをしたい気持ちもあって、家庭的な事情も相まって、福岡で働きたい気持ちが強くなり、上司に相談をしてみたんです。そうしたら『テスト的にやってみるか』という話に。
最初の1年ぐらいは3か月に一度面談するなど、会社の丁寧な支援を受けながらフルリモート勤務がスタートしました。
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実際にやってみてどうだったか
仕事面はスムーズに移行できました。もちろん、ネットワークなど環境整備は徐々に行いつつ、商談は全てオンライン化していましたし、チームメンバーとはslackやteamsなどオンラインツールでスムーズにコミュニケーションが取れるため、業務自体に影響はありませんでした。
周りのサポートも大きかったと思います。急遽会社での対応が必要な時は、社内の誰かが助けてくれました。ウィル・シードメンバーは緊急対応力が高い。部署も関係なく、できる人が即対応をしてくれます。
あえて難しい点をあげるとしたら、新しいメンバーとの関係構築は距離が出るなと感じたので、自分で勉強会を立ち上げて、いろんな人と交流できる工夫はしましたね。会社側も新卒の育成に携わる機会を作ってくれるなど、新しいメンバーとのつながりもつくれてありがたかったなと思います。
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3.子育てと仕事の両立
最初はどんな苦労があったか
最初はいろんな先輩社員に、子育て話を聞きました。リモートになってからは、子供と一緒に過ごす時間が増え家事もやりやすくなった一方で、仕事を終えたらすぐ家事というように、自分の時間がなかなか作れず難しいなと感じた時もありました。しかし次第に慣れ、夫婦で話しあって、やりたいことあればお互いの時間をなるべく取れるように工夫しています。
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子育てと仕事を両立するポイントは?
やっぱりセルフマネジメントは重要だと思います。習慣化してしまって、意識しなくても自動的にやってしまう状況をつくる。意志のチカラに頼らない。気合でやろうとしても難しいので。また、仕事も子育ても一人ではできないことばかりなので、伴走者や相談に乗ってくれる相手がいることも大事だと思います。
会社からの支援について
男性女性問わず理解ある職場だと思います。会社の予定表に「子どもの送迎」を常に予定登録していますが、皆それを当たり前に思ってくれています。フルリモートやフレックスタイムも、やっていると当たり前に感じますが、実現に向けてシステムを構築して、ツールも柔軟に対応してくれるなど、色々整備をしてくれているのは、とてもありがたいです。
また、コロナ禍では国の助成金を活用して、子どもがコロナにかかった際は通常の有休とは別の特別休暇をとれるよう、早急に対応してくれたのは気持ちの面でもありがたかったです。
4.異業種×社会課題解決の研修を通じた成長
現在の業務として、異業種交流型研修という、自治体やNPOの職員など、様々な業種の人たちが集まってチームを組み、社会課題・地域課題に取り組んでいく、新しい形の研修をやらせてもらっています。
Project Based Learningという、通常の研修とは異なる形式なので、ウィル・シード社員としても教育のアプローチの幅が広がる成長の機会でもあります。
また、通常の単発的な研修とは異なり、2~3か月程度と一定の期間をかける研修のため、伴走しながら人やチームの変化が見えることも醍醐味です。我々も各地域やNPOで活躍している人、困っている人など、普段接しない人たちと接することができ、様々なものの見方や考え方を知って刺激を受けるのも面白いですね。
5.ウィル・シードに入って身に着けたスキル
①言語化能力
言葉にはすごく敏感になりました。主体性・リーダーシップなど、抽象度が高いものを具体的な言葉に落とし込む仕事をしているので。
②調整力
大手企業向けの営業を通じて鍛えられました。組織的な決裁をもらうためのコミュニケーションの取り方・営業の仕方が身に付きました。
③ファシリテーション力
研修の講師やファシリテーターもやっていて、講座に通いながら磨いた部分もありますが、研修の場面だけではなく、チームでの会議の場などあらゆるところでファシリテーション力は鍛えられたし、活きていると思います。
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④翻訳能力
今の仕事を通じて、更に伸びてきています。外国語の翻訳ではなく、異なる立場の人の真ん中に立ち、双方を繋ぐ立場として、それぞれの実現したいことの合意をとっていきます。齟齬なく伝わっているのかを翻訳していく感覚です。
6.未来のウィル・シード社員へメッセージ
面白がれる人と一緒に働きたいです。『人、組織、教育、働く』といったテーマは、絶対的な正解がないので、どうしたらもっとよりよくなるだろうか、他のやり方ないだろうかと、常に問いを立てて考え続ける必要があります。難しいけどそれが面白いと思えるか。入社後も、自分の考えを求められる機会が多いと思います。自分の意見を出したり、新たな問いを持って、チームでよりよい場を作るプロセスを楽しめる人とぜひご一緒したいです。
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