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感謝と嬉しさと悔しさと

今日は三男の保育園の懇談でした。

仕事を終えて、帰宅し一息つく間も無く保育園へ。
保育園生活になんの不満もなかったので、
すぐに終わるかなあって思ってたのですが。
担任の先生の話を聴いて、グッとくるものがありました。


先生から見た子ども

入園当初

まず話してもらったのは入園当初の様子。
泣いてばかりだったみたいです。
午前中はダラりんとして午後からやっとスイッチが入る。
嫌なことがあれば、パンチやキックで泣きながら応戦・・・w

そりゃそうですよね。
2年間ずっと一緒にいたのに、急に離れる時間が長くなってきた。

しかも一緒にいた2年間は、子育て支援センターに遊びにいけず、同級生との触れ合いが皆無。
(学校に行かない選択をした1年目の長男とは、なんでも一緒の行動をしていたから、未就学児しかいけない場所には行けなかった。)

同学年の子達とどう関わったらいいのか、わからなかったんだろうと思います。

半年たったいま

そこから約半年たった今

先生やお友達といろんな事を通して
お互いのことを知り
信頼関係を築いてこれたそうです。

そして「月齢が高い同じクラスの子達への憧れ」から
なんでも自分でやりたい!という気持ちが強くなってきたみたい。
着がえ、靴下を履く、靴を履く・・・
紙おむつもほとんど使用しなくなり(兄弟の中で最速かも)
話す言葉も単語から文章へと変化していっている三男。

ここ数ヶ月の成長は著しいです。


我が子が変わった瞬間

先生が印象的な出来事があったと話してくれました。

それは運動会の練習の時。
お友達が一生懸命に練習しているときに
暇を持て余した三男は
おちゃらけていたそうです。
みんな真剣なときに一人だけ。

先生は三男をこっちにおいで、と呼んで

「〇〇くん、みんな一生懸命に練習してるんだよ。
 〇〇くんは自分が難しいことをやっているとき、
 他の人が違うことしたり、笑わせてきたりしたらどう思う?
 嫌な気持ちにならないかな?

 〇〇くんはどうする?
 いま、一人で面白いことをして過ごすか
 他の子のことを見て応援するのか。
 どっちにする?

 〇〇くんが自分で決めて。」

と真剣な目で声色で伝えたそうです。
(少し話の内容があやふやなのですが・・・)
そうしたら、三男は泣いてしまった。

のですが。

その後にグッと涙を堪えて数秒考えてから
「やる!」
と先生の目を見て宣言。

そこから三男の園での過ごす姿勢が変わったとのことでした。

自分で決める


何歳でもできる

2歳の三男でも、自分の考えを持ち、表現することができる。
自分で決めることができる。
なんとなく家でもやってた気がしていました。
でも、保育園でもできるのには驚きました。

自分で決めるって、簡単なようで難しい。

そもそも三男の月齢で【自分で決める】経験をできる環境があるってことがすごい。
だって、私は今まで、流れに身を任せてきたから。
転校も高校・大学進学、就職、さらには結婚までも。

それは、自分の身(ココロ)を守るため・・・の『その時の最善』の判断だったんだろうけど。

その環境をつくってくれて、見守ってくれる、寄り添ってくれる保育園の先生方
本当に有難いなあと感じました。

わたしが仕事で一緒にいられない時間を 大切に過ごしてくれていることに
嬉しいと同時に悲しさも込み上げてきて
先生の前で泣いてしまいました。

やっぱり、我が子の『今』はいまでしかない。
もう2度とやってくることのない瞬間を
その『今』をしっかりと感じたい。
と強く感じました。

ハッキリと

この懇談で、ハッキリとしたことがあります。

『働く目的はなんだろうか』
ということです。

お金のために?
自分のために?
子供のために?

それは人それぞれで、いいも悪いもなく
その人にとって、今の働き方はその目的にあっているものなんだろうか。
ということです。

その目的にむかって優先順位を決めて
働き方(場所、時間、職種など)を自分で決めていく。
それが大切だなって思います。

と考えた時、今のわたしは・・・。

ここ最近ずーっと考えていたこと
ここ1、2週間で揺さぶられていたこと
今回の懇談で、その考えが揺らぎのないものへと変化していってます。

自分で決めて、先に進む。
できることをコツコツと
できないことは助けを求めて。


今日は素敵な涙を流すことができました。

ありがとう、先生方
ありがとう、三男

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