根拠のある朝活
こんにちは、女医のYUKOです
今日は医学的根拠のある朝の習慣を提案します
私は大学病院で産婦人科医としてバリバリ働いていたとき、月10日ぐらい当直があり、気を失うようにベッドに倒れ込み、真夜中に電話の音で呼び出されて緊急カイザー、当直明けも仕事をして20時頃に寝る‥というなんとも不健康な睡眠でした
どんなに疲れていても、ピッチの音で2秒ぐらいで起きるのは医者あるあるですね、不思議。笑
産業医になってからは、社員に睡眠についてアドバイスをすることも多いので、最近日本統合医学協会の「睡眠セラピスト」の資格を取得しました
私も毎日同じことを習慣化しただけで、目覚めスッキリ!日中の集中力向上!を実感した方法がありまして‥
それはこちら!
スピリチュアルなことや根拠のないことは好きじゃないのですが、これにはしっかりとした医学的根拠がありまして、朝日を浴びることでメラトニンという睡眠ホルモンを抑制し、セロトニンという活動ホルモンを活性化させる効果があります
また15-16時間後に再びメラトニンを分泌する効果もあるので、その日の睡眠予約もできるのです
ホルモンは、自律神経・免疫ともに身体のコンディションを保つための系統です
また覚醒や睡眠には体温が深く関係しているため、寝る前はぬるま湯に浸かり、朝は熱めのシャワーを浴びることでどちらも快眠に効果的です
あと日常生活に役立ちそうなこととしては、
・朝食は炭水化物×タンパク質(セロトニンとメラトニンの原料であるたんぱく質を摂取すべき。お勧めはバナナ、納豆ごはん、卵かけごはん、鮭おにぎりなど)
・19時頃の運動がお勧め。寝る前であれば強い運動は避けストレッチやヨガなどが○
・眠れないときは一度布団から出て、薄明かりの中の雑誌や読書などで自然な眠気を待つ
・寝るためのルーティン(特に五感に関連する習慣)をラベンダーやカモミールなど自律神経がリラックスできる香りを、タオルに数滴垂らして枕元に置く)
あたりが、取り入れやすそうですね
理想の睡眠時間は7時間ぐらいと言われていますが、実はショートスリーパーはほとんど遺伝なので訓練ではなれないものです
なので、どうせ寝るなら質の良い睡眠を目指し、毎日いきいき健やかに過ごしたいですね♡