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【5 PICS ⑥】 昭和の名曲を5枚の絵にしました。曲名は?

5 PICS、始めました。

イラストを使った遊びを新しく考えたので、ぜひ皆さんに楽しんでいただければと思います。

近年難解化・複雑化が著しいコンテンツ業界で、あえて「超シンプルなことができないか」「誰にでも分かる単純明快なものを作ろう」と思い立ちました。

名付けて「5 PICS」(ファイブ・ピックス)。たった「5枚の絵」があなたの中に眠った記憶や知識を呼び起こす。

誰が一番先に答えられるかコミュニケーションゲームのように競い合ってもいいですし、脳トレを兼ねて一人で楽しんでもらってもOK。

ではさっそくスタート!  今回は完全ノーヒントです。

答えと解説を最後に記載しています。

問題 5枚の絵で日本の名曲を表現しました。曲名は何でしょう?

※これらの絵はあくまでも個人的なイマジネーションであり、聴く人それぞれによって感じ方や見え方は異なります。

出題/解説:中野充浩
イラスト:いともこ
企画:ワイルドフラワーズ

答えと解説

●「時代」中島みゆき

世界歌謡祭のジャケット
江ノ電・腰越駅のジャケット

中島みゆきの2枚目のシングルとして1975年12月21日にリリース。作詞作曲は中島みゆき。ジャケットは2種類存在する(世界歌謡祭の写真と江ノ電腰越駅の写真)。

ファーストアルバム『私の声が聞こえますか』(1976年4月)にはアコースティック・ギターのみの伴奏バージョンを収録。その後はベスト盤に収録され、自身の再録バージョンもある。いきなり大ヒットした歌ではなく、時間を掛けながら多くの人々の中に染み込んでいき、日本屈指のスタンダードになった名曲中の名曲。

中島みゆきは北海道出身のシンガー・ソングライター。1975年9月25日、23歳の時に「アザミ嬢のララバイ」でデビュー。この時すでに130曲ものオリジナル曲をストックしていた。「時代」は翌月12日開催「第10回ポピュラーソングコンテスト」(ポプコン)にエントリーされ、1万2000曲の中からグランプリを受賞。恋愛ソングが主流の中、この歌の存在感は際立った。

さらに翌月16日夜、日本武道館で行われた「第6回世界歌謡祭グランプリ」で32ヶ国46曲の中からグランプリを獲得。受賞パフォーマンスでは通常のオーケストラのバックではなく、異例とも言えるギター1本で歌い上げて話題となった。

受賞後、週刊ミュージック・ラボでインタビューする機会を得たのが佐藤剛氏(TAP the POP)。まだ若いのにどうしてこんなスケールの大きな曲が書けるのかと尋ねて、中島みゆきから返ってきた言葉が心に残る。

「現実に生きている私と、もう一人の私が、隣りなり、後ろなりにいるんです。そのもう一人の私から送ってくる、何かを私は待っているんです」

5 PICSとは?

たった「5枚の絵」があなたの中に眠った記憶や知識を呼び起こす。

活動テーマは、難解で複雑化するコンテンツ業界に、誰にでも楽しめる“超シンプル”な世界を。Z世代から団塊世代まで幅広い層にアプローチしていきます。

コンテンツ企画制作チーム「ワイルドフラワーズ」(代表/中野充浩)によるプロジェクトです。音楽以外にも様々なジャンルで展開準備中。

◼︎5 PICSの出版化・番組化・イベント化・アプリ化・その他に関するご相談・お問い合わせはこちらからお願いいたします。


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思い出の曲

最後までありがとうございました。最初は誰かの脳に衝撃が走り、左胸をワクワクさせ、やがてそれが何人かに伝わって周囲を巻き込み、みんなで動き出しているうちに同じ血と汗と涙となり、最後には目に見えるカタチとなって現れる。そんなことをやり続けます。応援よろしくお願いいたします。