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Apple銀行誕生!

あなたはiPhoneやMacBookなどアップル(Apple)製品を使っているだろうか?
 
4月17日、米アップルは米国大手金融グループのゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)と提携し、同社のクレジットカードであるアップルカード(Apple Card)利用者に普通預金口座のサービスの提供を始めたと発表した。これだけでも驚くかもしれないが、金利はなんと年利4.15%。他の米銀行の普通預金の10倍以上である(他行の普通預金平均は0.3%)。そのため、今後は米国の他の金融機関も金利を上げ、競争が激しくなると予想される。
 
アップルの預金口座を開くのは簡単である。Apple Card in Walletで直接口座の設定と管理ができる。手数料、最低入金額、最低残高の条件は無いため、利用しやすい。また、預金口座を設定すれば、アップルカードのキャッシュバックのデイリーキャッシュ(Daily Cash)は口座に自動的に入金される。そのため、アップルユーザーにとっては使いやすくメリットが多い預金口座と言える。Apple Pay・Apple Walletバイスプレジデントのジェニファー・ベイリー(Jennifer Bailey)氏は、「私たちの目標はユーザーが健全な家計生活を営めるようツールを構築することであり、アップルカードに貯金機能を組み込むことで、デイリーキャッシュを直接かつシームレスに使用、送金、保存できる」と語った。
 
米国では現在、3月のシリコンバレー銀行とシグネチャー・バンクの破綻を受け、金融不安が広まり、多くの人が預金を中堅の銀行から大き過ぎて潰せない巨大銀行へと移している。アップルは大手銀行ではないが、時価総額世界1位の企業でブランド力と信用があるため、預金を移す先に選ばれる可能性が十分にある。
 
アップルが次に狙うのは金融の可能性がある。アップルは預金口座の他、3月28日には後払い決済(Buy Now Pay Later:BNPL)のApple Payで後払い(Apple Pay Later)を米国内で開始した。ベイリー(Jennifer Bailey)氏は、「Apple Payで後払いはユーザーの財政状況を考慮して設計されていて、手数料や利子はない。ウォレット内で利用・管理でき、ユーザー情報に基づき、ユーザーはローンの利用に対して責任ある決断を下せるようになる」と述べた。
 
アップルは圧倒的多数のユーザー(全世界でのiPhoneユーザー数18億5,000万人、米国だけでも1億人以上)と高いIT技術の利点を活かし、今後、フィンテック分野に本格参入する可能性がある。
 
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