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そのまんまねこについて/そのまんまねこ

こんにちは。「そのまんまねこ」と申します。Wordの自動添削機能をオンにしていると、なぜか「そ」とか「こ」の下に誤りの可能性を示す赤い波線が出てくることがありますが、これが正しい表記です。

ねこ、という猫を飼っていました。その一般名詞の響きの柔らかさに平仮名をブレンドして固有名詞にスライドしただけですが、彼女にぴったりの名前だと思っています。いわゆる茶トラで、短いカギ尻尾が特徴です。庭に来る鳥の鳴き声を真似ることができたり、悲しいことがあった日は必ず布団の中に来てくれたりする超常的ネコでしたが、あんまり信じてもらえません。眉間から良い匂いがしました。僕と誕生日が一緒らしいです。

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自己紹介。社会に出てみると、あまり好まない方法で行うことを強いられる場面も少なくありません。今日はリラックスして、僕とは何ぞや、という問題に触れてみようと思います。

人生でいちばん時間を費やしたコンテンツは三國無双シリーズ(ゲーム)です。三国時代前後の中国を舞台とするアクションゲームで、ナンバリングタイトルからオンライン版まで含めると数千時間は費やしています。軍師タイプのキャラクターに無骨な武器を持たせたり、史実ではあり得ない武将の組み合わせでチームを編成したりと、あるルールの中で自分だけが面白くてクスクスと笑ってしまうような楽しみ方を見出すのが好きです。星野源さんのエッセイ『そして生活は続く』に出てくる、概念としての「きんたま」に深く共感します。

今いちばん好きな色は緑です。純粋に好むというよりは、いちばん僕に似合うとだろうという捻くれた好き方をしています。新緑よりも深緑、LINEよりもExcel、セロリよりもパセリ、山手線よりも常磐線快速にビビっときます。

いちばん好きな家系ラーメンの注文は「普通、普通、少なめ」です。

今いちばん好きな食べ物はガリガリ君白いサワーです。

早くも出涸らしになってきました。目の前に相手がいない自己紹介というのは、ややもすれば自己陶酔になりそうなので、この辺で終わっておこうと思います。

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僕の作品について。
普段は創作するというよりは圧倒的に享受する側にいる僕ですが、稀に「今の自分」を保存したくなり、その手段として文章に残すことがあります。もともとは年1回、誕生日が来る度に自分に向けて書いていたのですが、いまは書きたいときに書くようにしています。

こちらは、僕が某劇団の朗読公演のために書いた脚本です。鬱の病に陥っていたときの朝と、そのフィルターを通して見つめた過去とを、どうにか形にしてみました。

こちらは今年の誕生日に書いたもの。

ちなみに、ヘッダーの画像に「ねこ」が登場しているので、よろしければ他の作品と合わせてご覧になってみてください。

何をテーマにしても、最終的にちょっと影のある文章になってしまうことに定評がある僕ですが、僕自身はそれをある種の諦念をもって受け止めています。ただ、誰かの心のどこかに引っかかったらいいな、と願っています。

書き手:そのまんまねこ
テーマ:自己紹介・それぞれの創作物

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ウィーンガシャン派のリレーブログ。
今週のテーマは『自己紹介・それぞれの創作物』
明日、土曜日は「塔野陽太」が更新します。

ウィーンガシャン派は11/20(日)文学フリマ東京35に出店予定です。


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