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【Day201】3歳児がアルゼンチンのエルチャルテン、カプリ湖からフィッツロイを望む

みなさんこんにちは。
2023年夏から3歳児を連れて家族で世界一周をしています!!
今回はアルゼンチンのエルチャルテンという街。

エルチャルテンに訪問される全ての方の目的はフィッツロイ。
フィッツロイはアウトドアブランドのパタゴニアのロゴになっている山としても有名です。

僕らはフィッツロイに登ることはできません。
また、様々な登山道がある中で唯一3歳児を連れてもギリギリ行けるのが「カプリ湖からフィッツロイを望むルート」です。

フィッツロイにお子様連れで行くことをお考えの方は是非参考にしてください!!

具体的なルート(カプリ湖まで)

具体的なルートとスケジュールを記載します。

10:30
中々当日の朝の調子が良くなかったので、ゆっくりと出掛けます。

10:45
近くのパン屋で山の上で食べるエンパナーダを買って行きます。

11:30
やっとの思いで登山道の入り口に到着。
街の端から端まで歩くだけで3歳児がいると30分程掛かります。
途中「おなかすいたよー」「石持って行くねー」など遊びながら子供のペースに合わせて歩きます。

11:50
登山道での写真撮影などを終えて、いよいよスタート。
今日の息子の調子だと少し不安になりながらです。
スイスで全部抱っこした記憶が思い返されます、、、

最初の3km地点までは基本的に上り坂。
また、塗装された道や作られた登山道はほぼなく、砂地と石場を登ることになります。
3歳児にとってはハードな道のりですが、意外にも頑張って歩きます。

途中街の様子や川など絶景を楽しみながら登ることができます。

12:20
最初の休憩。
買っていたパンやフルーツ、ジュースなど早速どんどんお腹に入れます。
ここまで非常に順調に歩きます。
一度も抱っこと言いません。最近ハマっているしりとりが大活躍です。

12:50
ついにこの時が。
「抱っこタイム」。
しかし、ここも5分程で歩き始めました。
本当に南米に来て、圧倒的な自然が当たり前になる中で強くなった気がします。
アジアを回っているころやスイスではずっと抱っこだったので本当に感動です。

13:20
二回目の休憩。
山の上は風が強いので、場所を選んで休憩します。
先ほどと同じようにとにかく食べ物を体に入れます。

この時も弱音は吐かず元気に歩きます。朝の調子が悪かったのはなんだったんでしょうか。
既にお父さんは感動ムードです笑

とにかく3km地点までは上り坂が多いのでそこまでが勝負です。

14:20
いよいよカプリ湖に到着。
フィッツロイを眺めます。運良く雲も晴れてサイコーの景色。

カプリ湖では相変わらずハルは石を投げまくる。
とにもかくにも石を投げ続けます。

ちなみにこの頃大人である僕らも足はパンパン。
登山用の体にはなっておらず、老いを感じます涙

具体的なルート(カプリ湖から帰宅)

14:40
テントエリアを通過。
朝焼け「通称、燃えるフィッツロイ」を見る方々がテントを張っています。
僕らもハルが頑張って歩いている姿を見て、次の週に朝焼けを見に行くことにしました。

カプリ湖を超えると、フィッツロイの山を目指す人たちと、手前でぐるっと回る人たちで分岐します。
僕らは当然ぐるっと手前で回ります。

反対側は丘の上でフィッツロイとその周辺の山を展望できる場所があり、そこを目指します。

15:30
休憩なしで一気に展望エリアに到着。
道中では、道が細いシーンがあり、子供向けのアニメ「ベイビーシャーク」の真似遊びをしながら楽しく歩くことができました。

展望エリアでは写真撮影タイムが始まります。
ハルはまたここでも丘から石投げ笑
フィッツロイも見れますが、下を流れる川もきれいに映ります。

16:30
一時間ほど写真撮影などを楽しみ、改めて再開。
帰りは登りはほとんどなく、緩やかに下りながら進みます。

17:00
カプリ湖側と展望台側の分岐に戻ってきました。
ここまでもほぼ休憩無し。
凄まじく歩き続けました。
自然の魅力や子供が夢中になることの尊さを感じます。

もちろん、僕ら親は疲労困憊です笑

18:15
なんと、休憩無しでいよいよスタート地点に到着。
と見せかけて、実はここからもう一つイベントがあります。
出発時には見逃しましたが、さくらんぼが無数になっています。

ハルがこんなに歩いたことが嬉しくて、とにかく褒めてあげたくて、木が顔に刺さりながら僕はさくらんぼを50個ほど取りました笑
元気においしいと言いながら食べる息子を見てまた誇らしくなります。

18:40
本当の本当にスタート地点に到着。
凄いです。感動です。
朝の10:30に家を出たことを考えると、約8時間歩き続けました。

嬉しくて仕方がありません。

19:10
カフェレストランに入り、夜ご飯を食べます。
エルチャルテンは観光地ということもあり非常に物価が高いです。
更に今アルゼンチンペソの影響もあります。

ちなみに、普通のハンバーガーが3,000円位するので本当にスイスみたいなもんです。

20:00
ホテルに帰宅。
帰るや否や砂でドロドロだったので、何とかお風呂に入って就寝。

僕はこんなに頑張って歩いた息子が誇らしくて仕方がありません。
嬉しい一日でした。

3歳児でもテンション次第によっては歩ける

とにかく嬉しいです。
色んな所で成長を感じます。
息子は普段から元気でめちゃくちゃ歩けるタイプではありません。

そんな息子でも歩くことができたので、自然のパワーにあやかって、お子様に期待して、是非南米旅行を検討される際はエルチャルテンを候補に入れてください。

実は、南米に来てからは僕ら大人も「地球」を感じています。
きれいではないけど手付かずの圧倒的な自然。って感じ。
日本から距離が遠いですが、とにかく素敵。絶対にまた来たい。
そう思える地域です。

関連して、エルチャルテンの過ごし方や燃えるフィッツロイを見に行った際についても書きますのでこうご期待!

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