Wholoveme4ever

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私観

私がここ数年で辿り着いた価値観は、私は私であるという実感を与えてくれる。それはあまりに現代を生きるには向いていなくて、資本主義からは外れていて、他人からは本当に幸せか疑われてしまう。 Instagramを眺める。 可愛い女の子が、一目見ただけでどうやら高級と分かるようなホテルの写真を載せている。アフタヌーンティーのソファにわざとブランドのロゴが見えるように鞄を置いて腰掛けている。 ”Valextra”ってなんて読むんだろう。ホテルで風船用意するの大変そうだな。 また

    • 誰かを崇めるのではなく、自分を信じる原点に戻るということ。

      • 結婚

        永遠に一緒にいることがある程度保証されてるから結婚したいんだ。終わりのある関係が怖いんだ。だから結婚する覚悟、永遠に一緒にいる覚悟を持って付き合うんだ。でも自分だけが持ってても苦しいだけだった。見ているものが違うから。 私は子供の父親になって欲しい、特に娘の父親になって欲しい、「これがパパだよ」って気持ちよく言える人と結婚したい。一緒にいたい。 だから私も「これがママだよ」って誇りに思えるような女性でいたい。

        • 自分から種を蒔いた。それは美しい花じゃなくて巻き付くような蔓に育った。そんなふうに自分を苦しめている人たち。

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        マガジン

        • 三島由紀夫
          3本

        記事

          君と出会う前の俺は女なんて誰でも一緒って思ってた

          君と出会う前の俺は女なんて誰でも一緒って思ってた

          愛するということ

          「愛してるよ」 彼はよくこの言葉を口にした。 世の中、ほとんどの女は好きな男にこのセリフを言われるために生きているのかもしれない。 私はこの言葉を言われると胸が苦しかった。 愛は言葉にするものじゃないから。 私はその言葉にモヤモヤとしたなにかを感じた。 「愛してる」ってなんだろう。 簡単に口にできる言葉なのだろうか。 彼は「愛してる」という。 それは自分を守りたいからではないかと思った。 愛してるということによって、他人を愛している自分を確認しているのではない

          愛するということ

          世間知らずの純粋無垢な姿が最も他人を傷つけるのは皮肉なことかな

          世間知らずの純粋無垢な姿が最も他人を傷つけるのは皮肉なことかな

          「女を我々が美しいと思うのは、欲望があるからですよ。本当に欲望を去って、なおかつ女が美しく見えるかどうか、僕には、はなはだ疑問なんです。自然とか静物なら美しさがよくわかるし、その美しさは多分偽物じゃないでしょう。しかし女はね。」 -----斑鳩一(三島由紀夫『女神』より)

          「女を我々が美しいと思うのは、欲望があるからですよ。本当に欲望を去って、なおかつ女が美しく見えるかどうか、僕には、はなはだ疑問なんです。自然とか静物なら美しさがよくわかるし、その美しさは多分偽物じゃないでしょう。しかし女はね。」 -----斑鳩一(三島由紀夫『女神』より)

          こども

          その純粋さに、私の未熟な社会経験に由来する少しばかり濁った思考が反射していた。 それは咄嗟についた嘘がバレそうな時、心臓を圧迫する痛みのように私の胸をズキズキと突き刺した。 彼らは単にその事実だけを受け取ることができながら、それに対して屈託のない疑問をぶつける。 「ねえ、あれはなんでなの?」 その、単なる知識や語彙不足だけではない、世間知らずの純粋さ、外の世界を知らない幼さに、私は黙ることしかできない。 何故生きているのか、何故仕事をするのか、何故大学に来たのか、何

          私は、いつでも「異常」の立場に立ってきた。「異常」を「異常」だと認識しなかった。一方で、「異常」が「正常」だとも思わなかった。ただ、「異常」にはそれをそうとする何らかの原因があるから、突き止めようとしていただけだった。-「異常の構造」木村敏 を読んで。

          私は、いつでも「異常」の立場に立ってきた。「異常」を「異常」だと認識しなかった。一方で、「異常」が「正常」だとも思わなかった。ただ、「異常」にはそれをそうとする何らかの原因があるから、突き止めようとしていただけだった。-「異常の構造」木村敏 を読んで。

          ニーチェの言う「キリスト教は真理を探求することで、神の存在が人間の捏造だと分かってしまった」という指摘は間違いではない。

          ニーチェの言う「キリスト教は真理を探求することで、神の存在が人間の捏造だと分かってしまった」という指摘は間違いではない。

          最近、不意にどこかに行ってしまいたくなる。飛行機に乗って行けるようなどこか遠くの場所。

          最近、不意にどこかに行ってしまいたくなる。飛行機に乗って行けるようなどこか遠くの場所。

          イマヌエル・カント「人間の価値」

          随分ご無沙汰してしまいました。 今回は、デンマークの哲学者であるイマヌエル・カントの思想から「人間の価値」について考察したいと考えております。 カントは、「価値」というものを「価格」と「尊敬」の二つに分類しました。価格は相対的であり、尊厳は絶対的であると定義しました。皆さんもよくお分かりだと思いますが、「価格」は文脈に左右されながらも個体の差によって数値的に価値がつけられるものです。ここには一つの「市場」が働いていると言えるでしょう。例えば、人間の価格を決める市場としては、

          イマヌエル・カント「人間の価値」

          一人の人間として、誰にも必要とされず、社会にも必要とされていないのを実感しています。

          一人の人間として、誰にも必要とされず、社会にも必要とされていないのを実感しています。

          【考察】老いについて

          久しぶりに母方の祖父母の家に帰った。 数ヶ月ぶりのはずなのに、ひどく老けて見えた。 祖父は82歳になる。顔には皺が増え、立ったり座ったりするのも心配になるくらい痩せていた。毎日決まった時間に起き、ルーティンのように朝食を食べて新聞を読み、ニュース番組に意見する。買い物以外では積極的に外出しようとしない。テレビを見ていても、番組を見ながら当たり障りのない雑談をするか、ネガティヴな出来事に愚痴を並べることしかしていない。車の運転をさせれば、もう60キロをオーバーする勇気もないくら

          【考察】老いについて

          俺は天才 君を信じれない Wake up 寝てる暇もない All Night 探す真実の愛 君は君で 俺は俺のままで

          俺は天才 君を信じれない Wake up 寝てる暇もない All Night 探す真実の愛 君は君で 俺は俺のままで