自分メンテナンス3: 健康も美容も腸がカギ? ①
私は30年近く、西洋医学、統合医療、国内外の様々なセラピーや美容 のお仕事に携わり、色々なことを拝見したり、体験してきました。
結果、辿りついたことがあります。
それは、心身や美容のにおいての基本は、「まず、腸を整えること」ということです。
「腸が整う=身体が整うまでなら分かるけれど、心や美容まで??」と思われる方もいらっしゃると思います。
また、本やネットで腸が大切なことについて書いてあったり、病院で説明されて知識として知っていらっしゃるけれど、意味がよく分からないという方もいらっしゃるかもしれません。
まずは、「どうして 腸なのか?」を私なりの解釈でご説明します。
もしかしたら、そこで「腑に落ちる」こともあるかもかもしれません。
腑に落ちる=腸が納得する?
「腑に落ちる」の「腑」とは、様々な言い伝えがありますが、「内臓」のことです。
腸は、その「内臓=腑」の一部分です。
昔から、「腑」には心が宿ると考えられていたようで、頭だけでなく、身体全体で深く納得ができたという感情が、「腑に落ちる」だそうです。
昔の方は、腸で感じる感覚を分かっていらしたのかもしれませんね。
何だか面白いです。
腸の不調が影響することの仕組みや原因を知ると…
腸の不調によって引き起こされる症状や疾患の仕組みや原因を御自身が知ることは、様々な現象に対応でき、健康を意識し、維持をするのに役立つと思います。
そこをご理解頂くと、様々な治療法やセラピー や美容法が、自分には何が適しているのかを考えやすくなると思います。
ご自身でお身体と向き合われ、ご選択されていくことは、「ご自身の人生を生きる、責任をもつということかな?」と思いますし、そこに正解や不正解はないです。
現代は、医療技術が発達していても、人間自身の体の仕組み自体は基本的に変化していません。
過度の緊張による自律神経の乱れ、運動不足、食事の欧米化や添加物の乱用、冷え、薬の容易な摂取などのストレスで沢山の負担を強いられています。
まずは、腸の働きや他器官との関係性を知りましょう。
これからお伝えする内容が、どなたかの腸が整う最初の一歩、腑に落ちるということへのお役に立てたら、嬉しいです。
腸が影響し合うこと
腸は、消化、吸収、排泄、解毒、免疫、ビタミンの合成などの役割があります。
食事、他の臓器の損傷、環境、様々なストレス、生活習慣などの影響を受けやすいと言われています。
そして、スピリチュアル的な観点では、感情や脳にも深く関わる、幸せを感じる重要な場所であり、古い記憶を溜めているところでもあります。
環境、感情、思想、潜在意識、他から植え付けられた概念、波動、寄生虫、体質(DNA)、憑依的なものなどの実際に目にしないものからの影響も受けやいです。
腸の構造や働き基礎知識
まず、解剖学的な説明ですが、腸には、小腸と大腸があります。
小腸は、空腸、回腸で成り立ち、栄養素の吸収が主な働きです。
小腸で吸収されたものの残りかすや、吸収されなかった食物繊維は、大腸に運ばれます。
また、免疫機能も司ります。
大腸は、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなり立ちます。
水分吸収、便形成や排出機能があります。
それらの前後にある、十二指腸や盲腸も含んで説明されることもありますが、今回は、ざっくりで…。
次回②は、健康や美容を保つために重要な、吸収についてのお話をしたいと思います。
※ あくまでも、腸の自己メンテナンスのお話が中心になるので、腹痛や異常便、吐き気や食欲不振がある方は、速やかに病院で検査をされて下さい。
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