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私が描くセラピスト像 ①

初めてアロマセラピストになりたいと思ったのは、今から約20年前。
それからイギリスで沢山のセラピーやエステを学び、海外や日本で働いて沢山の経験を積むことができました。
看護師としても、クリニック、大学病院、統合医療クリニック、検診、訪問看護、治験等などの勤務をしています。

今年4周年を迎えたサロンをオープンしてから、私がセラピストとしてどう向き合っているかの考えを聞かれたり、同業のセラピストさんから相談を受けたりする機会が増えてきました。
その度に初心に戻ったり、様々なことを考えます。

多種多様なセラピスト

セラピストと呼ばれるセラピーの範囲はどこまでもあり、何年も学校に通って取る国家資格から、2,3時間の学習で資格が取れるというものもあります。

世の中では、沢山のサロンや治療院がオープンしては消えていっています。
オープンして半年で廃業し、6割は1年以内に閉店、廃業に追い込まれます。
開業後、3年以上ビジネスとして継続できているのは、たった1割だと言われています。
結構、厳しい世界だなぁと思います。

そんな中で継続されている方々は、何か共通点があるように思います。
少し、セラピストとは何かについて、私の考えをまとめてみたいと思います。

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セラピストとは…の基準

まずは、そもそもセラピストの基準とは何でしょう。
英語でセラピストとは、セラピー(therapy)をする人を示します。
therapyの語源は、therapiaからきていて、治療という意味があるそうです。

医療的な意味も含んでいると思うので、今回お話をするのは、癒しを目的とした薬や手術を使用する医療行為ではない方法をセラピーとします
人が人に寄り添い、知識や技術を使って心身を癒すことができること、その技術や知識ボディケア、リラクゼーション、ビューティ、メンタルなどに関係することになります。
スピリチュアルなことを取り扱われる方もいらっしゃいます。
さて、それらの技術や知識は2〜3時間の講習で得られるものなのでしょうか。

過去に、そんな風に感じてしまったご職業がセラピストだと仰る方にお会いし、私の心に違和感や不快感が残ってしまったことがあります。

私が真面目過ぎるのかしら?と思うし、何が良くて悪いとかを私が決めるなんてエゴだわと、一人反省会になることもあります。
でも、その違和感や不快感が、セラピーに対して私が大切にしている部分だと思うので、次回、もう少し掘り下げていきたいと思います。



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