【不確実性に対するトップダウンとボトムアップの違い】


トップダウンは、ビジョンや明確な目標を決めて、そのゴールから逆算して、計画を立て、今するべき事をその計画に沿ってコツコツこなしていく事だと思うが、それだと目標やビジョンの達成まで、目標達成のためにするべき事を最優先にして、その期間は、目の前の現実を受け入れていないのではと感じた。

それだと、現実に何か大きな変動があった際、ビジョンからブレないメリットが、ビジョンに囚われているという前向きとはいえない状態に発展する可能性がある。

同時に、トップダウンだと、ビジョンや目標が、五感を通して認知している世界を、本質的に意味のある解釈から逆算して掲げられていない可能性が拭いきれない。

対してボトムアップは常に現実からのストレスを受け入れて、そのストレスの原因をゆるして、ストレスに対して前向きに対処し続けることである。それだと常に今の目の前の現実に対して向き合い続ける事になるので、大きな変動があった場合もそこまで関係なく、今までの延長として行動するに過ぎない。

不確実性や想定外に対しての脆さや頑健さ、しなやかさという観点からは以上の利点と欠点があると言えそうだ。

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