真ん中を生きる


僕のような卑屈でそれであり人生に僅かだけれど期待しているような人間は真ん中を生きなければならない。

大衆の趣味と個人の趣味の真ん中

怒られるか怒られないかの真ん中

認められるか否定されるかの真ん中

悲劇と喜劇

存在しているかしていないか

浮いているか浮いているような

正義と悪

自由と制限

幸せと不幸せ

金持ちと貧乏人の真ん中(筆者個人は貧乏よりである)

生きているのか生かされているのかそれもまた真ん中である。

いつまでも中途半端な真ん中の存在で生きている。

ただそれが心地よいと感じる瞬間だけはほんの僅かだが幸せ寄りな人生である。

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