文学フリマという名の同窓会場
お顔は知らないけれど文章は知っている人と、初めて会う日。
何度か会っている人の、張り切っている姿を応援する日。
誰かの熱い思いがこもった、未知の本と出会える日。
文学フリマ東京に遊びに行った5月19日は、そんな、心躍りっぱなしの一日だった。
東京は今回から入場料が1000円。
多少お客さんが少なくなっていたら回りやすくてありがたいなぁ……。
よこしまな期待を抱きながらモノレールに揺られて会場に着くと、流通センターをぐるりと囲むような大行列ができていた。
「有料だから空いてる