見出し画像

未来を切り開く力を身に着けるために選んだ選択肢

12月17日、ここ数日の中で私の住む北海道は北風が一段と冷たかった。
その冷たい風を感じながら私は未来を切り開くために大きな決断をした。

毎朝通っている通勤路。どこも大きくは変わっていないはずなのに、その日は何故か…いつもと景色が違って見えていた。

歩くたびに頬をなでる風はこれから私が進もうとしている道をよりはっきりと認識させるには十分すぎる冷たさでした。

「これでいいのかな?」
「私…後悔しないかな?」
「どうしたらいいんだろう…」

人生に正解なんてないのに、いつも、どこか私はありもしない正解や自分が絶対的に満足するような答えを探していた。

いや、探すふりをしていたと言ってもいいかもしれない。
長年身に着けた自分を偽る癖がまた出てしまっている…それは

なぜ、ふりかというと、答えを出さないでいることは実は悩んでいる本人にとってとても心地の良い苦しみだったりするから。

そのことに気付くまで私は30年以上の年月を費やしてきた。
「どうしてこんなに苦しい毎日なんだろう。」
「みんなはどうして平気なの?」

ある出来事をきっかけに私はその苦しみから脱することができた。
それは…夏の暑さが残るある晴れた秋の帰り道。

今から約5年前の2016年。
突然私に訪れた心身共に大きな衝撃となった交通事故。

仕事帰りの帰り道車とぶつかった衝撃で私が今まで我慢してきたカプセルがはじけ飛んだ。(詳しくはこちらをご覧ください)

怪我をして入院して。歩けなくなって、体が思うように動かなくなって。
今まで当たり前にしていたこと、できた来たことが当たり前じゃなくなった。我慢と思ってもいなかったことが我慢だったことに気付き始めてしまった。
誰かの顔色をうかがって、人にいい印象を与える。でも、自分のことは後回し。誰かの笑顔が自分の喜び。自分が苦しくても…。
私が我慢すればいいんだ。だって、私〇〇だから…仕方がないよね。

でもね、私はこの生き方が「あっ。息苦しい…」そう気づいてしまった。

#我慢に代わる私の選択肢  
その逆である。
我慢する代わりに自分の足で立ち自立して人生を生きていくという選択肢を消し去ってきた30数年間。

恐る恐る自分で決めて生きていくと動き出してまだ数年。
「いまだに前に戻りたい!」「誰かに頼りたい!」「逃げ出したいよーっ!」そんな気持ちになることは一度や二度ではありません。

でも、自分で動き出す楽しさも同時に知ってしまった私は、 #我慢に代わる私の選択肢 である自分で決めて生きていく。だって自分の人生の責任は自分で持つ。
当たり前だけど、当たり前じゃなかったこの感覚。

自分が納得するように、自己満足を高めるために行動するのみ。
私と同年代の大人達はきっと当たり前にしているであろうこと。
でも、私にとってはまだまだ初めての世界。
気恥ずかしさや、不安と闘いながら進んできたこの5年間に終止符を打つ時が来ました。

それは、裁判での「和解案を受けるか」「和解案を蹴って判決を貰うところまで突き進むか…」
人はどっちをとっても選ばなかった選択肢がよく思えてしまう生き物です。

決めなきゃいけないという状況に陥ってまた私の悪い癖がでて「誰かに頼りたい」「誰かに答えを出してほしい…」そいういう自分の弱さがか顔を出したこの数日間。

また私は「正解」を探そうとしていたことに気付いた。
それは、自分で決めなきゃいけないけれど、誰かに頼りたいって気持ちが消えないんだよね…と友達に相談したことだった。

私は依存と支配に長く生きてきたので「甘え」と「頼る」の違いがよくわからないところがまだまだある。
どれくらいの割合だったらいいかなんて状況と相手の立場などで大きく変わるんだけれども、昔の自分に戻るかもしれないというのは私にとってはまた違った恐怖の一つでもあるから。

未来を切り開く力を身に着けるために選んだ選択肢の中で私が見つけた出来事の一つに、「困った時に誰かに相談する」というものがある。

これも当たり前なんだけれども、今までは
「悩む」と「考える」この違いがよくわかっていなかった。
「考えて答えを出し、明確化し行動する」ために誰かに相談をするという結果になっていなかったから。
「自分で決めて、自分で責任をもって生きていかなければいけない」そう知った時から人に頼るのが怖くなった。
そういう行為が甘えと依存に思えて、そんな自分に対してうんざりしたからだった。

当たり前のこと
「誰かに相談してアドバイスをもらって自分で考えて答えを出す」
こんな簡単なことが難しかった私だけれども、この数年間あがいてきただけあって今回は悩みながら、苦しみながらも自分でもびっくりするぐらい早く答えた出た。

出した答えに不安がなかったら噓になるけれども、不安の先が誰かに言われるでもなく自分で導き出せた。
そんな冬の寒空の下。私は決めたのだ!!
今までは #我慢に代わる私の選択肢 がある世界に自分が飛び込んでいけるなんて思ってもいなかったのにね!!

人は後悔する生き物だから
どちらの選択肢でも自分にとって不利な状況になったら〇〇にすればよかったと選ばなかった選択肢がよく見える理由ばかり探し出す。そんな時だけ人はやたらとクリエイティブになれるもん。
どちらを選んでも後悔という感情がついて回るなら。
事実だけを見て、長期的に可能性が広がる決断をした。

そして、選んだ選択肢がとびきり輝くように行動し続ける。
どんな方法をとっても、それでよかったんだと、良くも悪くも自分を満足させ続ける努力に時間を使うこと。
悩んで、立ち止まって、足元をぐるぐるしているよりずっといいい時間の使い方ができる。

こんな思考が誰に言われるでもなく自然と浮かんだことが私にとって奇跡だった。
自分の未来を切り開く力を少しずつつけていったんだなと、この数年間を振り返ってみて思いました。
あの時我慢という選択肢を選ばなくてよかった。
私にと手辛く苦しい時も多かったけれど、あのまま我慢を選び続けるよりもずっと大切な宝物が手に入った。

自分だけのダイヤモンドの原石を見つけることができたのだから。

あなたは、自分にとって自分の未来を切り開く選択肢…ありました?
よかったらご感想などコメントいただけると嬉しいです。

私にとって #我慢に代わる選択肢 は「自分の人生に責任を持つ。そして行動する」です。

私と同年代の人と自分を比べたら恥ずかしさで埋め尽くされてしまうことでしょう。でも、他人と自分を比べても、自分を偽って我慢しても。
そこから得られるものはありません。
我慢するより、
悩むよりも、
今より少しだけよくなる選択肢を自分の心に持ち続けること。
あなたにできるたった一つの未来を切り開く選択♪


最後までお読みいただきありがとうございました。
こうして記事を読んでくれる人がいることが私が行動し続けてきてよかったと思える一時でもあります。
出会いに感謝。
 



知的柔軟性を高めるための活動につかいます♪具体的にはヨガや読書に♪