これって決めつけ?
いつもの通勤路での氣付き
いつもと同じ通勤路で見かけたある風景。
いや、ある人物?
あの人は毎日みかけるわけではないんだけど、これまでも何度も見かけていたおじさん。
多分私よりも活動時間がほんの僅か早いんだと思う。
毎日見かけるわけじゃないから。
私の偏見なんだろうけど…
「こんな朝早くからどこにいくの?」とふと思ってしまう。年齢は…70代かな?
働き盛りサラリーマンではなくて、孫とかいてもおかしくない年齢。
いつも颯爽と私の目の前を通り過ぎていくあの人。
なんで目を止めるかというと、なんとなく生き生きしているから。
そして、歩いているわけじゃなくて車いすだから。
ある程度高齢で、車いす生活で、しかも冬道で。朝7時半とかにどこからともなく表れて、一目散にどこかへ向かっていくあの人。
しかも…スーパーのある方向に向かっているわけでもなく。
どこへ行くんだろう?
世の中には元気なお年寄りや体にハンディキャップ?を持っている人もたくさんいるんだけど、なんだか新鮮でつい気になってしまう。
気づくこと
そして、自分の色眼鏡に気づいてまだまだだなって思う。
お年寄りやハンディキャップがあるからといって必ず助けてあげる存在、弱者とは限らないということ。親切のつもりでも、相手のチャンスを奪うこともたくさんある。
今まで何度もみかけていたのに今朝はあることを思った。完全にじゃないけれど、先日降った雪が道のあちこちに残っていて、所々凍っていて滑る。
普通に歩いていても危ないなーって思っていた時に50メートルくらい先にあのオジサンがいたのです。車いすをスイスイ押しながら。
これってどうなんだろう?
北海道のこれからの雪道を自転車で走るのは危ないし、車を運転する人からしたら嫌がられる。転倒して事故でも起こしたら大変だから。
雪道を自転車は危ないしやめて欲しい。多くの人の共通認識だと思うけど、そこで『車いすってどうなんだろう?』と思った。
自転車は前輪と後輪の二輪になっているからバランスを崩しやすく転倒しやすい。その点車いすって左右にタイヤがついていて安定している。
ふむ。転倒はしにくそう。
それでは、アリなのか??うーーん、悩ましい
そんなことを考えていたら突然あることが浮かんだ。
聞いたことがある言葉だと思いますが
「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」
(If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.)
自転車は前輪と後輪で一般的には車いすよりも速度が出せますが不安定でバランスが悪い。
逆に車いすは自転車と比べたら速度は出ませんが、安定して前に進むことができる。
タイヤを人に見立てた時。
マラソンのように前と後ろで駆け抜ける人と
子供の頃やった「はないちもんめの」のように左右に並んで前に進んでいく
そんな風に見えてどっちかだけがよいとか悪いとかではなくて、ともに歩んで行く、仲間だったり絆だったりが大切なんだろうなって思った朝でした。
人って変わるもんですね♬
私が参加したペリスコープ講演会を聞いたことがある人はそう思うかもしれませんね。あの時涙した自分が懐かしく感じます。
懐かしく感じれるまでこれたことにも感謝。
その環境を整えてくれているすべての人たちに感謝です。
楽しい
特別仕事がやりがいがあるわけでも、好きで目指して着いた仕事でもないけれど、毎朝の通勤路が楽しいです。
普通に、こうして歩いて前に進めることが。
風を感じて気持ちよく通勤できる朝がとっても好き。
一度失って気づくものってたくさんありますね。
ただ、歩くことがこんなに好きだと気づくことができたのはあの日があったからこそ。
さて、今日も楽しみますか♪
知的柔軟性を高めるための活動につかいます♪具体的にはヨガや読書に♪