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猛暑にうんざり

ー熱中症警戒アラート

メディア大手の報道によると、きのう(7月10日)東京都の都心部は今年(2023年)初めて、35℃以上の猛暑日を記録したそうだ。「あちー、あちー」と騒いでいたが、その数字を見て体感温度がさらに高まったのは皮肉だ。うんざりすることに、きょう(7月11日)もかなり暑くなるらしい。気象庁と環境省は、すでに「熱中症警戒アラート」を発表している。きのうの暑さを思い返すだけで頭が痛くなってくる。

理不尽な仕打ち

熱中症警戒アラートは、暑さ指数(WBGT)が33°C以上になると、気象庁と環境省が発表する警報。熱中症にならないように広く呼びかけるのが目的だ。2024年には、さらに内容を強化するらしい。

WBGTは、人体の熱収支に影響が大きい湿度、輻射熱、気温を取り出し、特殊な計算式に当てはめて弾き出した指数。もともと米海兵隊新兵訓練所が、熱中症のリスクを事前に判断するために開発したようだ。

気象庁と環境省が監修した資料を眺めると、この警報が発表された場合、暑さを避けるために外出を避け、昼夜を問わずエアコンを使い、こまめに水分を摂ることなどを求めている。

電気代が値上げされる中、昼夜を問わず、エアコンを使えというのは、なかなか厳しい注文だ。電気料金以外も物価が上がり、家計は"火の車"というのに、これ以上の出費を強いるとは、何とも理不尽な仕打ち。

請求書にガクブル

もっとも、エアコンを使わなかったせいで熱中症にかかるのは、なお悪い。治療費や薬代、場合によっては入院費が発生する恐れもあり、エアコンを使っていた方がよほど割安だったということにもなりかねない。普段、暑さ寒さをエアコンに頼らずにギリギリまでこらえがちなわが夫婦。この夏は合理的にエアコンを使おうと方向性を互いに確かめたところ。

とはいえ、電気料金の請求書を見るのが怖い。ガクブル。

(写真:『りすの独り言』トップ画像=フリー素材などを基にりす作成)

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