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【”移動”と”リハビリ”を分離して考える】広島県の井野口病院で近距離モビリティ「ウィル」のPTOT向け勉強会を開催

2024年5月30日にWHILL社はネッツトヨタ広島と連携し、井野口病院のPTOTさん向けに近距離モビリティWHILL(ウィル)の勉強会を開催しました。

同病院は特にリハビリテーションケアに力を入れており、今回のウィル実機を使っての研修の場には多くのPTOTさんが参集。若い世代も多く「ウィルという新しい選択肢を得ることで、利用者さんに最適な提案をできるようにしたい」との意気込みもいただいています。

PTOTさんの熱量とともに、ウィルへの反応をお届けします。


井野口病院 概要

井野口病院は広島県東広島市に位置し、1977年に開業。リハビリテーションには特に力を入れており、現在セラピストは法人全体で90人以上、広島中央医療圏では最大の人数を誇るとのこと。

地域リハビリテーション支援センターに指定されているほか、2017年5月には「井野口訪問看護ステーション」を新築・設置しました。

ウィル勉強会について

WHILL社では現在、毎月平均7〜8カ所のリハビリテーション病院やリハビリテーション科でウィルの勉強会を開催しています。

エリアもさまざまで、関東、関西、東海、中四国など。業務終了後に任意で参加いただく形式にもかかわらず、毎回多くのPTOTさんが参加してくださるんです!
参加する皆さんのモチベーションは「患者さんのQOLを向上させたい」 「もっと日々の移動や生活を快適にしてもらいたい」という一心。素敵です。

勉強会の流れ

■日時:2024年5月30日(木)16:30〜17:30
■場所:井野口病院
■参加者:WHILL社、ネッツトヨタ広島、井野口病院 PTOTさんたち医療スタッフ 20~25名ほど
■内容:
  「移動とリハビリの分離」という考え方のご紹介
  ウィルを実際に利用いただくための介護保険適用について
  試乗体験

とはいえ、井野口病院のスタッフの方々はウィルに興味を持っていただいており、当初の流れにとらわれず、実機に乗っていただきながらの説明となりました!笑

ウィル全モデル持ち込みで、心ゆくまで乗り比べ

いつもは介護保険適用モデルであるWHILL Model C2を中心に、試乗や説明を行うのですが、ネッツトヨタ広島の協力もあり、ウィル全3モデルを持ち込んで乗り比べていただくことができました!

Model C2は、お身体状況に合わせてフィッティングができたり、足場がしっかり確保されていたり、安定感と走破性が高かったりと、介護保険を利用したレンタルがしやすいのが特徴です。

乗り心地も抜群で、ずっと乗っていても疲れにくく日々の「足」として使っていただいています。

続いてはModel F。折りたためるモデルで、軽量化とコンパクトさを実現しました。

実機があるので、Model C2、Model F、Model Sの利用者層や使用シーンなどをイメージしやすく、生活状況や移動スタイル、外出用途などに応じてしっかり使い分けられているとの説明に、うんうんと頷いてくださる方がとても多かったです。

「ウィルに乗るまでイメージが湧かなかったが、これからは提案の幅が広がる」

印象的だったのは「できるだけ歩いてもらえる状態の身体機能を回復させることに注力していた」というスタッフさんに、「”目的地へ移動すること” と ”徒歩でリハビリをすること” をそれぞれ分けてあげるという発想もあるかと思います」という言葉をかけたとき。

すごくしっくりきたとのことでした。

患者さん自身からの「歩きたい」という要望をそのまま受け取って、いかに歩いてもらえる身体能力にまで回復させるか、リハビリにかこつけて徒歩・歩行を提案するということに意識が行きすぎていました。

でも、確かに大型ショッピングモールや施設へ行ってみると、ベンチで座っている方もよく見かけます。

移動ツールとして電動車椅子をうまく取り入れながら、温存した体力を使ってリハビリを兼ねた歩行を目的地で行う方が、実は本人にとってもポジティブなことだし、楽しいお出かけと思ってもらえますね。

体力を使ってせっかく目的地へ辿り着いても、到着するまでの移動で体力を消耗してしまい、結局のところ最短距離で買い物を済ませたり、他に立ち寄りたい気持ちが失せたりするのは本当にもったいない・・・。

「電動車椅子に乗ったら最後」「歩けなくなることが怖い」という声をなおよく耳にしますが、この考え方の払拭をPTOTさんから働きかけてもらえると、利用者さんもきっと考え方や意識が変わってくるのかなと信じてやみません。

ー移動とリハビリの分離
ー退院後の生活にスムーズに移行できるためのモビリティ利用訓練

WHILL社が提案したい考え方や文化に賛同する人たちがどんどん増えていることに手応えを感じています。

ウィルは免許不要で「歩行者」扱いの近距離モビリティ

ウィルは免許不要で歩行領域(歩道・屋内外)を走れる近距離モビリティです。電動車椅子規格で開発されており、最高時速は6kmで道路交通法上は「歩行者」の扱いとなります。

免許を返納された方や歩きづらさを抱えている方などを含めさまざまな方にご利用いただいています。
そのうち、Model C2は介護保険を利用したレンタルも可能となっており、リハビリの先生や、PTOTさん、ケアマネジャーさんからの勧めでWHILLを選ぶ方も多くいらっしゃいます😊

医療・介護従事者様向けにも情報発信中!ご自宅試乗も可能

WHILL社では、医療・介護に従事する方々(お医者様や作業療法士様、理学療法士様、ケアマネジャー様など)向けのウェブサイトもご用意し、ユーザー様の事例や専門家の声などを紹介しています。

人生100年時代において、いつまでも健康的かつ自立的に暮らし続けられる社会を目指し、WHILL社は医療・福祉・介護関係者さんと一緒に、これまでと違う目線や考え方、文化を形成していきたいと考えています。

WHILL社はこれからも、世界中でいつまでも元気に快適に暮らしていただける社会を目指して、積極的に勉強会にも取り組んでいきます!

介護保険制度をご利用希望の場合は、Model C2をご自宅で試乗することが可能です。ぜひこちらもご覧くださいね!

よければ以下もお読みください✨

・広島県で開催されたリハビリテーション学会

・📝全国各地での医療機関向け勉強会

介護保険は適用されていないけれど気軽に試したい、そんな方は最寄りのウィル販売店を検索

ウィルはモビリティなので、自動車ディーラーなどでも試乗や購入ができます!

その数、全国で1,350店舗に広がります。ご自宅から行きやすい店舗をWHILL公式HPより探すこともできます。

試乗をご希望の場合、店舗の混雑状況や試乗機体の手配準備などから、事前ご予約をお願いいたします。

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