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写真と愛2〜瞬間を撮るということ〜

『写真と愛1〜映画から学んだこと〜』の続きになります。
まだ1を読んでない方はこちらからどうぞ

写真と愛1の続きを書こうと思い
自分とパートナーの写真に関する思い出と、
なぜ写真を撮ることにこんなにも必死になっているのかと

冷静になって自分の頭の中を掘り起こして考えてみた

デートの時の話

「付き合ってからまだ写真撮ったことなかったよね!撮りたいなあ」
「いいね撮ろうか」
と乗り気の姿勢を見せてくれた彼。
本当に本当に嬉しかった
だって彼は写真が得意ではないからね

「やったやった!」
と喜んでいたら
「ふっ」
と微笑んだ彼

そんな写真が得意ではない彼にも
「今を撮りたい!」
っていう私の気持ち少しは理解してもらえたのかなと
それも含めての「やったー!」だったのは内緒(笑)

大好きな彼とたくさんの思い出を残したいという気持ちが強いタイプなのか私は!とこの文章を書いていて思いました

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私の両親は結婚して40年程だが
いまだに仲良し
以前大掃除をしていた時
2人の若い頃の写真がたくさん貼ってあるアルバムを見つけた
公園のボートに乗っている写真
喫茶店のような所でスイーツを食べる母の写真
海辺でカッコつける父の写真
どれも両親の時代の懐かしさあふれる色味とファッション、ポーズの写真
どれも楽しそうなのが伝わってくる

「懐かしいなあ、こんな若かったんだぞー」
「この公園まだあるのかしら」

とすごく楽しそうに話している2人を見て
いつか自分も結婚して
子供ができたら
こんな風に話したいなあと
結婚願望もなければ彼氏もいない時だったがふと思ったのだった

「今」の写真を撮りたい
「今日の私達」を撮りたい
「楽しい瞬間」
「なんでも無い幸せな瞬間」を撮りたい

そしてその写真を数年後に
「楽しかったね」
「こんなことあったね」
と笑い合いながら話したい

それは何気なく見た両親の若い頃のアルバムを見た時から密かに思っていたことだったのかもしれない

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つまり何が言いたいかというと
写真を撮りたい理由はたくさんあるが
そのうちの一つとして
まだ結婚すると決まっているわけではないけど
長くお付き合いしたいタイプの私としては

いつか結婚したら子供に
『お父さんとお母さんの若い頃だよ』と
楽しく話すために写真が撮りたいのだ
そう思えば写真がよりロマンティックで風情ある美しいものに思えるから
あくまで私個人の意見だけど。

『写真嫌いな彼にこの感情を伝えたら
重い女認定されてしまうのでは?』
と不安になる自分と

『大丈夫自分は彼に今愛されている女なのだ
そんなことで不安になる25歳にはなりたくない
何も怖がることはない!自信を持て!』
と強気な自分と

色んな感情や思いがふつふつと
日に日に増していくんだよね

恋愛のことになると自分が自分でなくなってしまうような感情になる
『恋人と写真を撮るかとらないか』
こんなことで悩んでいるのか?と思われてもおかしくないことで
何時間でも悩めてしまう

これがまさに
『恋する乙女』という事象なのか…?

こんなちっぽけなことで感情がぐるぐる渦巻くのは私だけなのか?!
とまたそこで悩みが一つ出来上がるけど

いやそんなことはない
きっと街を自信ありげに颯爽と歩く女の子にも不安はあるよ!

そう思いながら
『他の誰かやみんなもそうだよ!』と
そんな『みんな』という存在と自分を比べてしまう時もあるかもしれないけれど

時にはそんな知りもしないけど
同じような境遇かもしれない
『みんな』達に支えられて生きているのかもしれないなあ。

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ありがとうございました!
遅くなってしまいましたが写真と愛2
お楽しみ頂けたら嬉しいです!
3も随時更新する予定です
よろしくお願いします

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