ニュージーランド、国境を完全再開 -37-

↓今回の記事

New Zealand fully reopens borders after long pandemic closure

ニュージーランドが2020年3月以来初めて、これまで新型コロナウイルス感染拡大のために閉じていた国境を完全に開いた。

移民当局はビザもしくは学生ビザを持つ人々の受け入れを再開する。

アーダーン首相(Jacinda Ardern)はこの決定を「重大で、注意を要する過程」の一部であったと話した。

ほとんどの入国者はワクチンの完全接種を求められるが、隔離の必要はない。

NZの海洋の国境も再開し、クルーズ船や外国のボートなどもドックに入れることが許された。

NZは国境再開の計画を２月に初めて発表した。同じ月に、ワクチン接種の済んだ国民はオーストラリアから帰国ができるようになり、３月にはオーストラリア以外の国からでも帰国が許されるようになった。

５月にはビザ免除国の50カ国からの観光客受け入れを再開した。

アーダーン氏は月曜日にオークランドで開催されたチャイナ・ビジネス・サミットで「我々は、収入や健康面をも含む範囲で国民の安全を確保しながら、世界的なパンデミックに対応して行くつもりです。」と話した。