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小1の息子がドバイのインターナショナルスクールに通い始めました

4月上旬からドバイに移住してきましたが、1週間ほどの生活準備期間を経て長男のインターナショナルスクールへの登校が始まりました。

日本でいうとこの春に小学一年生になる歳です。通っているインターナショナルスクールはブリティッシュカリキュラムなので始まる学年や季節が異なり、Year2のTerm3からのジョインになります。

海外移住 x 進学という新しい環境に加えて学期の途中からのジョインというハードモードです、、😅

親の仕事は引き続き日本の会社にリモートワークなので、そこまで環境は変わりませんが、子供のほうの環境は大きく(!)変化するので、ちゃんと適応できるか心配でした。

結果、意外と楽しく通っているようで、ひとまず安心しています。

初登校の前に学校訪問

登校が始まる前の週に一度家族で学校を訪問しました。

学校探しから入学のアセスメントまで全てオンラインでやってきました。

本来なら事前に見学したかったのですがコロナで渡航も難しかったためオンラインで完結せざるを得ませんでした。
なので学校を見るのは初めてです。

事前に訪問することを電話で一報入れた後にタクシーで向かいました。
閑静な住宅街にある雰囲気のよい校舎でした。

恐る恐る学校に入ってレセプションに行くと
"Hi! are you ○○?"
となぜかひと目見ただけで我々のことを認識してくれました。

電話した相手がレセプションの方だったのでしょうか。それともアジア人が珍しいのでしょうか。

けど、とりあえず学校の一員として認識されていたので何だか安心しました😊

登校に必要な教材など分からなかった点を一通り聞いてきました。
担当者は「ハンドブックに全部書いてあるでしょ」的な雰囲気でしたが笑

その後、校内のユニフォームショップで制服を買いました。

そう、この学校では制服があるのです。
アメリカ映画とかを観ていると海外では私服なのかな、と思っていましたがこの学校では制服があります。

他の学校を見てもブリティッシュ式は制服がある気がします。むしろ靴下や海パンまで指定の制服でした 笑

登下校 ~ 親の送り迎えがあります

始めは送り迎えがスムーズにできるように学校の近くのアパートメントをaribnbで借りました。

そう、日本だと小学校からは自分で登校ですが、ドバイの小学校は送り迎えががあります

徒歩で送る、車で送る、スクールバスを使う、の選択肢があります。

徒歩は少数派ですが今宿泊しているアパートメントは学校の直ぐ裏手にあるからか、同じ学校へ送り迎えしている親御さんもよく見ます。

車で送迎する家庭もすごく多く、登下校の時間は学校周辺が大渋滞(!)します。周辺の住居に縦列で多くの車が停車しており、これは縦列駐車テクニックが要求されるな、、と感じます。

あとはスクールバスもあります。
費用は1term(学期)で7~8万円くらいです。まあ日本でもこれくらいですかね。今後引っ越す地域によってはスクールバスを利用することになるかなと思います。

初登校の日は!?

初投稿の月曜日、不安そうにしながらも教室に入っていきました。
クラスには担任の先生の他に、もうひとりアシスタントの先生がいます。その日の朝はアシスタントの先生が迎え入れてくれました。

そして午後になってお迎えへ。

どんな感じかな〜、と思いましたが、お迎えに行くと笑顔で楽しそうに出てきたので安心しました。

その日は"Compter"のクラスがありパソコンでロケットのゲームをしたのが面白かったみたいです。

お迎えのときに担任の先生と話すことができました。担任はイギリス出身の女性の先生です。

クラスには息子の他に英語ができない生徒が3人いるとのことですが、その中では比較的英語を理解しているとのことでした。
日本で英語教室に通っていた効果が多少でもあったのかもしれません。

担任の先生は優しそうで安心しました。

「友達はできた?」と聞くと
息子は「そんなにすぐにできないよ」とのこと。

こういうマイペースな性格なので海外という異なる環境でもストレスが少ないのかもしれません。

ユニークなクラス

通い始めて2週間経ちましたが、変わらずマイペースに楽しそうに通っています。お迎えにいくと学校であったことを少し話してくれます(保育園のころからあまり何があったか話さないタイプ笑)

English, Math, Scienceなどの定番の授業だけでなく、日本にはないユニークなクラスもあって面白いです。

アラビア語

さすがアラビア圏の学校なので、アラビア語の授業もあります。たぶん生徒の大半は非アラビア圏なので、外国語という意味での勉強だと思います。

ライオンはアラビア語で
「アッサドゥー」みたいに言うようです。
息子が得意げに教えてくれました。

アラビア語は親もさっぱりなので1年後には息子のほうが理解してたりするのかもしれません。

Forest School

学校の前の公園内に屋外の教室(?)みたいなのがあるのですが、そこで勉強する時間があります。

アリの観察をしたり、先日は外部からミツバチを飼っている養蜂家(?)がゲストに来て、ミツバチの生態についてお話をしてくれたようです。

PE

体育もあります。言葉も関係なく楽しめるので、息子も楽しそうです。

この2週間ではドッジボールや体操をしたようです。
ドッジボールはどうも僕の知っているドッジボールとは違うようで、なんだかボールが8個あったとのことです。海外ではルールが違うのでしょうか。

時間割にswimminngというのがあり、毎週水泳のクラスがあります。さすが常夏の国です。
保育園のころから水泳は練習していたので、問題なく泳げているようです。今は蹴伸びをやっているとのことです。

ITの活用

この学校にはBYOD(Bring Your Own Device)という制度があり、各生徒がパソコンかタブレットを持参する必要があります。

うちはiPadを持たせています。

SeeSawというアプリを利用するのですが、このSeeSawアプリに教材が入っています
クラスによってはこのSeeSaw上で問題を問いたりしているようです。

保護者用のSeeSawアプリもあり、子供が問いた結果が送られてきます。

また学校の様子の写真も時々先生から送られてきます。学校生活を写真で見れるのはよいですね。

SeeSawアプリの画面

この他にも学校からのアナウンスや、問い合わせも全てwebかアプリ上からできるなどIT化はかなり進んでいます。

返信封筒が必要な場合を除いて全ての保護者連絡はペーパーレスで行うと名言されています。日本の小学校では今もプリント地獄と聞くので、この辺りはだいぶ違いそうです。

お弁当

ドバイの小学校はお弁当が必要です。

小学校になったら給食があると思っていたのですが、、

日本と違う環境でお弁当の食材を手に入れるのに苦労しましたが2週間やって徐々に慣れてきました。

ちなみに他のクラスメイトのお弁当はフルーツだけの子もいるようです笑
日本式のお弁当は他の子に比べるとだいぶ豪華なのかもしれません。

有料でMealのプランもあります。事前にネットから登録しておくと、教室に学校側が用意してくれたランチが届くらしいです。

ラマダン中は短縮カリキュラム

ちょうど4月はラマダン中になります。

なんとラマダン中は学校のカリキュラムも短縮されます。

普段なら15時くらいまであるのですが、13時過ぎに下校になります。
朝の登校もラマダン中は少し遅めです。

初めての学校生活で慣れないタイミングだったので、短縮カリキュラムはちょうど都合が良かったのかもしれません。

まとめ

一番心配していた学校生活ですが楽しく登校しているようで一安心しました。

親の方も日本とは違うシステムに日々発見があり楽しいです。

学校では今後ユニークなイベントなどもあるようですので、またレポートしたいと思います。


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