『まちかどギルド』というアプリが、現実世界で《冒険の仲間》を作り、心地よいソーシャルグラフを描いていきますように。
2013年の10月。
じぶんは「まちかどギルド」というスマートフォン用アプリの、アイデアの種を思いつきました。
現実世界の各地にギルドという場をつくり、それらをたどりながら地域のお手伝い《クエスト》をこなし、しかもなんらかの報酬をもらえながら経験値をためてレベルアップしていける、そんなアプリ。
そのアイデアを思いついたとき、とある仲間と隣り合わせの席で、高速バスに乗っていたんです。
そのおしゃべりのなかで、全国の交流の場をめぐった旅で得られた多くの事柄が、まるで頭の引き出しから一気に飛び出してものすごい勢いでつながりだすような。そんな感覚を経験したことを覚えています。
まさに「ひらめいた」といった感じでしょうか。
それから数か月間、アイデアの種をじぶんなりにまとめあげました。そして、すぐにアプリを作れるような技術もご縁もなかったので、まずは知り合いに頼み、どんなアプリなのかを漫画で表現してもらって、インターネットに公開してみました。
「まちかどギルド」に共感してくれるひとがいるのか、そもそもじぶんにとって楽しいものなのかを確かめるために。
すると、たくさんのひとたちが共感の声をあげ、支援してくれました。
「まちかどギルド」が実現したら、じぶんにとっても楽しいものになると思えました。
そもそも個人のプロジェクトだし、万人に受け入れられようと思っていない。そんなに流行らなくてもいい。
血の通ったようなつながりどうしで、じぶんのまわりの社会だけでも支えあいのなかで楽しく暮らしていければと思って無理せず自然体で努めてきました。
その後のそうした《アイデアを形にするための活動》のなかで、いろんなことがありました。
そういえば、以前こんなnoteを書きましたね。
あれから3年以上たった2017年の8月。
いよいよアイデアが実現しようとしています。
これまでのあいだ、アプリそのものはなかったけれど、いろいろ冒険して行動していたらたくさんのかけがえのない仲間ができました。
ひとりでは何もできなかったけど、仲間がひとり、またひとりと増えていきました。
現実世界での冒険が、「ギルドハウス十日町」という新しい住まいを立ち上げることにもつながり、いまの《ソーシャルな隠居》の生き方をつくりました。
そこでの暮らしでは、楽しい仲間たちがいつもいっしょに住んでいて、毎日のように愉快な冒険者たちがやってきます。
これからどうやら新しいご近所さんも出来そうです。
また、親せきの家のような場も全国・海外に生まれています。
血縁はないけれど、みんな息子や娘、孫みたいな存在にもなってきています。
困ったことがあっても支えあえるひとたちがいます。
いつでも親せきの家をたどって冒険の旅に出られます。
これなら死ぬまで楽しく生きていけるんじゃないかと思っています。
じぶんらしくいられる日常が、共感してくれるほかのだれかとも共有しあい、そこから生まれる展開がまただれかのためにもなって。
「まちかどギルド」がそんなひとどうしのつながりの描線、心地よいソーシャルグラフを描いていきますように。
いまの生活でも不満はないかもしれないけれど、よかったらふらっと冒険の旅に出て、新しい仲間をつくってみませんか。
じぶんがそうであったように。
従来の日常では気づけない《あなたの価値ある新しい日常》に出会えるかもしれませんよ。
よかったらサポートをお願いします。もしくはギルドハウス十日町へ遊びにいらしていただければうれしいです。