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ソーシャルな隠居の、新しい春。

2021年、あっという間に3月を迎えました。

記録的な大雪に見舞われながらも楽しく過ごした年越しがつい昨日のことのように思えます。

豪雪地帯ならではの、ほんとうに待望の春がもうすぐです。

そんな今日このごろ、わたしの日常には相変わらずいろんな変化が訪れています。


わたしが立ち上げた新しい住まいの形「ギルドハウス十日町」。そこで過去6年間、約80名と共同生活を営んできました。

そんな元住人のなかにはこれまでの働き方に区切りをつけ、なにやら新天地で暮らし始めたというメッセージが届いたり。

また、現住人のなかに3年以上もいっしょに暮らしてきたひとがいるのですが、ついに新しい住まいを見つけたようです。

ほかにも風の便りがいろいろ届いています。


そういえば明日は3月3日、桃の節句ですね。奇遇にも現住人の半数以上が女性となりました(1歳の男児を加えれば男女ちょうど半々ですが)。どうやら明日の夕飯はチラシ寿司のようです。


そして、今年の5月で6周年を迎えるにあたり、ギルドハウス十日町の家計をあちこち見直しています。ひとりあたり食費込みで月25,000円くらい。そんな激安な生活費で住人どうし支え合いながら、なんとかギリギリ黒字でやってきました。それをもう一段階、良くしていきます。

それから。
来たる4月、いまのところ新しい仲間が2名ほど住み始める予定です。


隠居して6年。会社員時代とは比べ物にならないほど社会とのつながりが広がりました。おかげで毎年のように何かしらあるものです。たくさんの思い出が出来ました。

このnoteを書いている途中に手を休め、顔を上げて、ぐるりと茶の間を見回せば...。見る物すべてにいろんな物語が。そしていろんな顔が浮かびます。しかもみんな笑顔です。とても素晴らしい日常を送ってきたんだと、改めてそう思います。


わたしの人生、残るは...たぶん40年!? もしかしたら50年!? そうなるとこれからまだまだ、これまでの7~8倍くらいの年月を過ごすんですね。

もしこの6年間と同じようにこれからも過ごせるとしたら、さぞ死ぬときには満ち足りた顔で逝けることでしょう。


今日に至るまで、40歳で思い切って会社を辞め、3年以上も全国を旅し、そうして得られた多くのつながりや経験・直感をもとに。死ぬまで楽しく暮らすことを目的としてデザインした、わたしの新しい日常。

なおかつ無理なく自然体で、どうやったら「死ぬまで楽しく暮らすこと」が実現できるのかと試行錯誤してきました。


とりあえず6年。
ほんとうによくやってこれたものです。

もちろんいろんなひとのおかげ。
感謝を忘れず。

それでいて自分本位に。
とにかく自分を第一に。

自分らしくいられる日常が、ほかの誰かの価値にもなることに生きがいを感じながら。

相変わらずの変化を起こしながら、それでいて懐かしい笑顔たちの思い出に囲まれるこの家で、また心機一転、春からの新生活を迎えようと思います。

よかったらサポートをお願いします。もしくはギルドハウス十日町へ遊びにいらしていただければうれしいです。