DA PUMP デビュー27周年！！
DA PUMP（ダ・パンプ）は、1997年6月11日に沖縄アクターズスクール出身の男性4人組でシングル「Feelin'Good－It'sPARADISE－」でデビュー。現在はISSA、YORI、TOMO、KIMI、U-YEAH、KENZOの6人で活動を行っている。そんな彼らは、2024年6月でデビュー27年目を迎えた。
ISSAは「本日6／11で27周年を迎えたオレ達DA PUMPの38th SINGLE『Pump It Up! feat. TAKUMA THE GREAT』先行配信スタート」とデビュー27周年とシングル先行配信を報告。これに対してファンからは「27年間DA PUMPの看板を守って来てくださりありがとうございます」「ずっとDA PUMPでいてくれてありがとう」「27周年おめでとうございます もう凄い歴史を感じますね」「これからもISSAさんそしてDA PUMPを応援しています」といった祝福のコメントが寄せられた。
1996年11月、沖縄アクターズスクールの男子生徒4名によって「KOOZ」という名前で結成。当時のメンバーは邊土名一茶、奥本 健、玉城幸也、宮良 忍。その後、「Billy The Kids」と改名し、上京する。1997年3月～4月頃に「DA PUMP」というグループ名でデビューすることが決まる。なお、ユニット名を決める際、候補の中に「The Rockets（ザ・ロケッツ）」という名前も挙がっていたという。
初期メンバーの4人は、歌やダンスはもちろんのことルックスも優れている。ISSA=イケメン＆ボーカル、KEN=男性らしさ＆ワイルド、YUKINARI=かわいい、SHINOBU=末っ子といったように1人1人に個性とキャラがあり、メンバー構成もバランスよく成し遂げていた。
さらにジャニーズ事務所などの男性アイドルとは異なり、芸能事務所や芸能会社の社長がメンバーをスカウト或いは選抜したのではなく、養成所でグループを結成した後に芸能会社に所属してデビューするといった点も当時としては珍しい売り出し方だった。ちなみに4人の中でDA PUMP加入前にダンス経験者だったのは邊土名一茶と奥本 健のみ。邊土名は沖縄県那覇市でストリートダンスチーム「エクスペルギャング」として活動、奥本は沖縄アクターズスクールと兼任してもう1つ別のダンススクールに通っていた。一方で玉城幸也と宮良 忍はダンス未経験者だった。
デビュー前から沖縄アクターズスクールの特番やワイドショーなどメディアで紹介される。そして、1ヶ月に1回六本木のヴェルファーレで行われていた音楽イベント『J-pop Night』に出演し、ファンを徐々に獲得していった後、東京と大阪でZeppツアーを開催し、2公演で約5000人を動員する。当時、ジャニーズ事務所の男性アイドル以外でデビュー前にライブやコンサートを行う男性アイドルグループは珍しかった。
そして2000年代に入るとダンスグループが飽和状態となり、沖縄アクターズスクール出身アイドルたちの勢いも衰える。その代わりに、特撮番組に出演していたイケメン俳優（イケメンヒーローブーム）やジュノン・スーパーボーイ・コンテスト出身の若手俳優が台頭。それに加えてEXILE、オレンジレンジ、w-inds.、Lead、WaT、K-POPアイドルなど若い世代の男性アイドルたちの時代となったため、DA PUMPの人気も低迷した。さらに2006年に宮良 忍、2008年に玉城幸也が脱退してメンバーはISSAとKENの2人になる。そこで当時、ライジングプロダクションは女性アイドルグループたちがモーニング娘。を参考にしている状況に着目していた（例：dream、Buzyなど）。DA PUMPもモーニング娘。をベンチマークしてメンバーを交代させながら存続していくパフォーマンスグループとして売り出すことにした。そこで2009年に加入したメンバーがDAICHI、KENZO、TOMO、KIMI、YORI、U-YEAH、KAZUMAの7名。2009年7月15日、音楽プロデューサーにSASAを迎え9人体制となって初のシングル「SUMMER RIDER」発売。オリコン週間チャート22位を記録し、「新生DA PUMP」としてバラエティーや音楽番組に出演したが同年12月、奥本 健が「方向性の違い」として脱退を発表し、8人組体制となる。その後も2014年にKAZUMA、2021年にDAICHIが脱退。以後、2021年5月からは現在の6名で活躍している。ISSAはDA PUMPとしてデビューしてから27周年を迎えているが、他のメンバー6人はDA PUMPに加入（事実上、グループとしてデビュー）してから15周年となる。
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