見出し画像

「血糖値スパイク」って何?日常でできる予防法をご紹介

こんにちは。「wellreco(ウェルレコ)」スタッフの管理栄養士 武井香織です。

みなさん「血糖値スパイク」という言葉を聞いたことがありますか?

食事をすると、炭水化物が体の中で分解されてブドウ糖になり、それが体のエネルギーの元になります。
これは私たちが生きるためにとても大事なプロセスです。
食事をすれば誰でも血糖値は一時的に上がりますが、普通はしばらくすると元の状態に戻ります。

しかし、中には食後に血糖値が急激に上がり、その後一気に下がることがあります。
このような激しい血糖値の変動を「血糖値スパイク」と呼びます。

だるさや眠気…実は「血糖値スパイク」のせい!?

血糖値スパイクが起こると、だるさや眠気、イライラなどの症状が出ることがあります。
血糖値の急な変化が体に負担をかけてしまうのです。
また、若くて痩せている人でも、不規則な食生活や過度なダイエット、睡眠不足などが原因で血糖値スパイクが起こることもあるのです。

しかし、血糖値スパイクは通常の健康診断では見つけにくく、空腹時の血糖値が正常でも、食後に血糖値が急上昇していることがあります。
「私は大丈夫」と思っていても、だるさや眠気、また不規則な食生活などに心当たりのある方、ご注意くださいね。

放置すると怖い「血糖値スパイク」

血糖値スパイクを放置すると、糖尿病に進行したり、心筋梗塞やがん、認知症のリスクも高まる可能性があります。

また、血糖値スパイクを起こしやすい人には、「炭水化物を多く食べる」「早食い」「運動不足」「家族に糖尿病の人がいる」といった特徴があります。
実は、日本では6人に1人が糖尿病か、その予備軍だと言われています。
本格的に糖尿病と診断される前に、まずは「血糖値スパイク」が起きていないか意識して気を付けましょう。

ちょっとしたコツで「血糖値スパイク」対策を!

血糖値スパイクを防ぐためには、「食事」と「運動」がとても大切です。
食事のときは、よく噛んでゆっくり食べることや、野菜やおかずを先に食べることで、炭水化物の吸収を抑えることができます。
朝食を抜くと血糖値が急に上がりやすいので、朝ごはんをしっかり食べることも大切です。

また、炭水化物を完全に控える必要はありませんが、白米をもち麦や五穀米に、普通のパンをライ麦パンに変えるだけでも効果があります。
さらに、食べ物がどれだけ血糖値を上げやすいかを示す「GI値」という指標を参考にすると、食事の工夫がしやすくなります。

血糖値スパイクを防ぐために、日頃のちょっとした食事の改善などを少しずつ意識していきましょう。

これからも健康的な生活習慣のサポートとなる情報を発信していきますね。
お気軽に「スキ」や「フォロー」してください。

ーーーーーーーーー
▼こちらもよろしくお願いします!▼
【公式サイト】


【X(旧Twitter)アカウント】

☆★『wellreco1周年記念 ご愛顧感謝プレゼントキャンペーン』実施中☆★
応募期間:2024年8月1日~9月30日まで

今からのご利用でも間に合います!
この機会をお見逃しなく~♪