見出し画像

「つみたてNISA」を売却することにしました

「新・旧NISA」を併用していたけど…

昨日まで、私には抱えている悩みがありました。
それは「つみたてNISA」の取り扱いです。

結論から言うと、「つみたてNISA」を解約しました。
今回は、それまでに考えたことをつづったnoteです。

旧NISAと新NISAの制度

⇩の資料は、2023年に野村證券がまとめた表です。(「現行=旧」)

野村證券(2023.05.25)「新NISA で何がどう変わるのかを徹底解説!」

私は当初、⇩の三択さんたくで悩みました。

①「つみたてNISA」を残した状態で、「新NISA」をはじめる
②「つみたてNISA」を売却し、「新NISA」に一括移行させる
③「つみたてNISA」を売却し、「新NISA」の定期積立額を増やす

真っ先に選択から外したのは③でした。

「毎月分散投資=リスク分散」というメリットはありますが、つみたて投資枠は複利運用なので、運用効率を優先したい私には合わないスタイルでした。

「だったら、①も選択から外れるのでは?」と思われるかもしれませんが、「それだと、過去にリスク分散してきたのが勿体もったいない」とビビってしまっていたんです。

「つみたてNISA」を売却し、「新NISA」の資金にするのはアリか?

制度では、新NISAを運用しながら、つみたてNISA(以降、旧NISA)を保有し続けることが可能です。

併用の最大メリットは、積立枠の上限UPです。

2018年から旧NISAを利用していた人は、最大で2040万円まで非課税で投資できることになります。机上では・・・

しかし、私は旧NISA終了の2年2ヶ月前からはじめたので、100万円も積立てていない状態です。

新NISAを試算してみました

「つみたて投資枠」だけで生涯投資枠(1,800万円)を使い切るには、⇩の年数が必要です。

・毎月1万円なら…150年
・毎月2万円なら…75年
・毎月3万円なら…50年
・毎月4万円なら…37年6ヶ月
・毎月5万円なら…30年

私は毎月3万円の予定なので50年…98歳です。

成長投資枠(1,200万円)を差し引いて、600万円の積立と考えた場合は⇩です。

・毎月1万円なら…50年
・毎月2万円なら…25年
・毎月3万円なら…16年1ヶ月
・毎月4万円なら…12年1ヶ月
・毎月5万円なら…10年

これなら64歳なので、現実的な感じがします。

旧NISA分を差し引くと、62歳まで積立し続けることができるので、私にとって好都合です。

新NISA枠(1,800万円)を使い切ったらどうしよう

先ほど試算で、成長投資枠(1,200万円)を使い切るという前提で計算しましたが、

「そもそも、合計1,800万円なんて使いきれない」

と思っている方もいらっしゃいますよね。

私も、はじめはそう思っていましたが、【遺産相続】のことを考えるようになってから考え方が変わり、コレが悩みの原因でした。

相続するものがあるか否かは不明ですが、仮にあった場合、私はおそらく投資に回します。

「できる限り非課税枠を大きくしたい」

こんな欲が原因だったんです。


たしかに老後の資産を考えることは大切だけど、ありもしない収入に振り回されるって、馬鹿らしいですよね。

仮に、上限を超えたとしても、そのときに別の運用を考えればいいだけのことです。

ということで、旧から新NISAに移行することにしました。

みなさんは、併用派ですか?移行派ですか?
それではまた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?