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治療期間の目安を決めていますか?
治療期間の目安
患者さんの年齢や生活、症状の保有期間、症状の種類など条件によりますが、僕の場合は『2ヶ月』を主訴改善までの目安にしています。
というのも、全治1ヶ月以上かかるものを『重傷』と呼び、その中に含まれる代表的な『骨折』でさえ、3ヶ月もすれば治癒するので、そこまでには結果を出さないといけないと考えているからです。
例えば、腰痛や肩こりなどで来店される方の中に、
「1年以上前から…10年以上前から…もう何年前か分からないくらい前から、今の症状があります」
と言われる方がいますが、僕の知る限り、何年も治らない『肩こり』はありません。
しっかり原因を探し、それを消していくことができれば、多くの症状は約2ヶ月程度で治ると考えています。
(※リハビリや病気起因のもの、難治症状は除く)
治療を受けているのに何年も治らない人へ
もし、何年も治療を受けているのに治らない方がいれば、病院で医師の診察を受けることも大切だと思います。
その上で、治療院の変更をオススメします。
体は年齢とともに治りが悪くなるので、ダラダラ治療を受けても、治る機会を失っていくだけです。
「3年前なら3週間の治療で治ったのに、今だと3ヶ月かかるって嫌じゃないですか?」
繰り返しになりますが、骨折でさえ3ヶ月で治るんです。
その期間を超えて、同じ治療を受けている場合、または治療を行っている場合は、「症状は治っていない」と考えるのが一般的です。
きっとこの先、今の治療を続けても出口はありません。
早く改善するために必要なもの
前項と矛盾するように感じるかも知れませんが、どんなに良い治療を受けても、治らない方がいます。
それは、セラピストに丸投げするタイプの方です。申し訳ありませんが、この方々は治りません。
生徒や学生時代を思い出していただきたいのですが「塾へ週に1回行っただけでは成績なんて上がらない」ですよね。大切なのは、『毎日何をしていたか?』ではないでしょうか?
治療と塾を重ねると、⇩こんな感じです。
<勉強の場合>
塾へ行く(新しいことを学習)
↓
次までに復習・習得
↓
塾へ行く(小テスト+新しいことを学習)
↓
次までに復習・習得
↓
(以降繰り返し)
<体の場合>
治療へ行く(現状報告確認・治療)
↓
次までに課題をこなす
↓
治療へ行く(現状報告確認・治療)
↓
次までに課題をこなす
↓
(以降繰り返し)
治療院を有効活用する方法
丸投げしない方がいいと急に言われても、どうすればいいのか分からないですよね。
⇩の動画の中で『丸投げタイプの方』が、セラピストに確認して欲しい内容などを紹介しました。
自分は丸投げタイプだなと思われる方は、ぜひ一度観てみてください。
まとめ
治療にかかる時間は、年齢や生活、発症してからの期間などにより異なりますので、早く治したければ
「まだ我慢できる」
などと思わず、早く治療を受けることが大切です。
また、丸投げしないことも覚えておいてください。そもそも、3ヶ月以上同じ症状を抱えている事自体おかしな話なんです。
丸投げは、良く言えば「信頼している」ですが、それと、「あなたの生活の中に原因があるものに対しての治療」は別物です。日々の生活で行なっていることや、起こったことはあなたしか知りません。
信頼しているのであれば、あなたの生活の事を話してください。伝えないことは信頼とは言いません。
伝えることが早く症状を改善することにつながります。
ではまた
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