「40代からの人体の取扱説明書」を理解しよう(29)P.68~69
毎週水曜日は、Newton「40代からの人体の取扱説明書」を理解するシリーズを配信しています。
第29回は、「肺のしくみ」(40代からの体の病気編)を読み解いていきます。
空気は気管支を通り、肺全体に行き渡る
呼吸器の概要
空気は鼻腔・口腔から取り入れ、咽頭・喉頭・気管支を経て肺に入ります。
喉頭部には、喉頭蓋という蓋があり、空気と食物を分けられる機能があります。
「誤嚥(ごえん)性肺炎」は、呼吸をするタイミングで食物が喉頭を通過すると、喉頭蓋の反応が間に合わず、食道ではなく気管に入ってしまうことがキッカケで細菌が肺に入りこんで起こる肺炎です。
年齢とともに喉頭蓋の反応が鈍くなってくるので、食べ物が口の中にある時に会話をする時は注意しましょう。
気管支について
気管や気管支は軟骨に囲まれることで、内腔がつぶれにくい構造になっています。
そう言えば、最近は「ノドボトケ」が発達している人をあまり見ないような気がします。
役割が影響しているのかと思い調べてみましたが、ハッキリしたことは分かりませんでした。
肺胞について
肺では、空気中の酸素を体内に取り入れ、二酸化炭素を排出するガス交換が行われます。
このガス交換を行っているのが肺胞です。
~来週は「肺の病気」になります~
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?