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新NISA「つみたて投資枠」をマイナスから挽回する方法

投資にリスクはつきもの

2024年から投資を始めた方で、3/7からはじまった株価の下落に、ショックを受けた方は少なくないと思います。

とりわけ、つみたて投資枠については、「こんなはずでは・・・」とさえ感じていると思います。

例えば、⇩は2023/12/25~2024/3/12までの「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」のチャートです。

年初から始めた人は、最大で一時+15%の利益になりましたが、今は+10%程度。

2/26くらいから始めた方や、その時期に一括で大きく投資した方は、どこまでマイナスが膨らむのか不安な日々ですよね。

じっさいに、この下落がどこまで続くかを正確に当てることは難しいですが、今後も積立を続けていく中で、負担を軽減させる方法があるとすれば、その1つに「毎日積立」があります。

毎日積立とは

積立には、月1回 指定日に定額で投資信託を買付ける「毎月積立」と、毎営業日に定額で投資信託を買付ける「毎日積立」があります。

今回紹介したい「毎日積立」は、ファンド休業日・土日祝日などの非営業日を除くので、毎月20回前後取引を行うものです。

ドルコスト法

積立投資は「ドルコスト法」と言って、価格が変動する物を定額購入することで、リスクを最小にする考えです。

金融経済ナビHP
「資産形成とライフプランの講座 資産形成とは」より抜粋

例えば、⇧。
手持ちが6万円あるからといって、一括で購入すると、それが底値なら得ですが、3/7から続く下落のように上値なら悲惨ですよね。

しかし6分割して、毎回1万円ずつに分散すれば、下落時は特にお得になります。

「でも、上昇時は損するのでは?」と思った方もいますよね。
そんな方は、ぜひ次の表を見て驚いてください。

「毎日積立・毎月積立」の実例

⇩は主要投資対象の、2002~2022年の実績を元にした、毎日・毎月積立の一覧です。

PRESIDENT ONLINE
「投資信託の「毎日積立」vs「毎月積立」結局どっちがお得なのか…お金のプロが検証した結果」より抜粋

⇧表の期間のNASDAQ総合指数のチャートです⇩。

これだけ上昇した相場でも、一括で投資するよりも、コツコツ毎日するほうが2%も良い成績とは驚きですよね。


株価は日々上下を繰り返しますが、長期で見ると右肩上がりになると言われています。

しかし、上がり方・下がり方には個人差があり、その差は投資方法によっても異なります。

少しでもリスクを抑えるのであれば、今日からでも「毎日積立」に変更してみてはいかがでしょうか?

それでまた

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