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治療家の心得16【患者を囲うと落ちぶれる】

治療院には、少しの通院回数で患者さんが次々と卒業していく店と、通院回数の割に改善が見られない店があります。

<プロから見て治療系ではない店の特徴>
・1週間に何度も通わせる
・1ヶ月(約4回以上)通っても改善のきざしがない
・2ヶ月経っても通院の間隔が伸びない
・行くたびに担当が変わる

一般の人からすると、先生の良し悪しや、症状の重症度の違いということで納得するかもしれませんが、業界人からすると前者は「治療系」、後者は「囲い込みの悪徳系」に映っています。

そして、このような店のバックヤードには、通わせた回数を競っているグラフがあるという話もよく聞きます。

しかし、治療家を志した方でしたら、一度は「患者に触れただけで治す」ようなゴッドハンドを想像したことがあるとおり、治療系の理想は「いかに少数回で治すか」「いかに最短時間で治すか」です。

いたずらに回数を増やして喜ぶなど笑止千万!

と言いたいところですが、囲い込みの一番の目的は売上であると推測できることから、景気次第では自己をコントロールするのが難しい人のほうが多いのが現実だと思います。

あらかじめ道を踏み外しそうなときのために、自他に厳しい仲間がいる環境を手に入れておくのが得策です。

ストイックな人は、あなたが救済を求めたら必ず助けてくれるはずです。

もしすでに道を踏み外しているけど、治療家としてのプライドを取り戻したいという方がいたら、ぜひ僕のnoteを読み続けてみてください。

時には腹が立つようなことも言いますが、今回のように遠慮なく正論でズバズバと切り込んでいくので、1つでもハッ!と感じる機会に身をおいていただければと思います。

それではまた

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