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やり抜く力 〜困難に打ち勝つ力〜

自己啓発的な心理学の本、「GRIT」を読みましたので、
ここに読書記録としてメモ。



「グリット」という言葉は、数年前にアメリカ発祥で流行り出し、
教育や、キャリア、教育などのさまざまな場面で注目されて取り入れられている考え方だそう。


グリットの提唱者である、アメリカの心理学者アンジェラ・ダックワース博士によると
GRITとは、以下を組み回せたもののこととだそうです。

GRIT = Passion(熱意) + Perseverance(持続力)

そして、一時的に盛り上がるようなモチベーションではなくて、長い目で見て目標を達成する力、その過程において努力し続ける持続力を指すみたいです。

目標を達成しようと進む過程においては、当然、困難や逆境といった壁が存在します。

あー!つらい!やめたいよぉ!苦しいっ!ってなる場面が多かれ少なかれで出てくるわけです。

でも、そういった壁にぶち当たったときに挫折してしまったり、
燃え尽き症候群になってしまうのではなく、
長い目で見て乗り越える力、それこそがグリット、人生の成功の鍵なのではないかと本書では語られています。


一方で、やり抜く力にはパッションが必要だ〜〜と言われていますが、パッションという言葉だけ聞いてしまうと、「情熱!熱血!
炎のかたまり!」(笑)みたいなイメージがどうも付いてきませんか?
そのイメージで語ってしまうとただ頑張るぞ!根性だ!とミスリーディングしそうになるのですが、博士によるとただ頑張ることではないということです。

むしろ、初めのパッションだけで闇雲に頑張ってしまうと必ずどこかで壁にぶち当たるので、そこでポキっと心が折れて燃え尽き症候群などにつながるらしいのです。

なので、パッションはパッションでも肩の力を抜いたパッションが大事だよーって感じらしいです。

Gritを身につけた場合は、もし、試している方法が失敗したりつまづいた場合も、「おっけー。じゃあ他の方法を試してみるか。」とすぐ切り替えられるようになるそう。

切り替え力とも言えますね。

なので、成功したい人や目標達成を目指している人はまず身につけておいた方が良い能力とされています。

ただ、このグリットにもコツがあって、
まず前提として、長期間パッションと忍耐力を持続することがまず大変そう。

そして、なんならこのグリット力ですが、遺伝である程度決まっているのでは?という疑問が浮かんでくるわけです。

「コツコツ努力できるなら最初からしてるよベイビー
何なら今困ってないぜ」と思いません?


で結論としては博士いわく、

まずグリットは伸ばせる能力である らしいです。

よかったーーーーーー。(朗報)



そして、伸ばしていく過程において知っておいた方が良いことはグリットにもコツがあるということ。

以下の要素がグリットを伸ばしていく際の構成要素になるそう。

  • 興味関心を持つ

  • グリットを練習する

  • 目標達成する目的は?

  • 楽観的なマインドセット


てな感じで、簡単に読んだ内容の独自と偏見での要約を書いてみましたー。

参考になりましたら嬉しい限りです。

あとは、追加情報として、今の自分のグリット力を知りたい方はぜひ、アンジェラ・
ダックワース博士のWebサイトにグリット力が計れる質問集があるのでチェックしてみてくださいー。

またね。








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