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【知ってました?】高校生の授業で「マネー教育」が始まります。

こんにちは!

普通の30代会社員がお金の不安を解消する『大人のマネートレーニング』のまっしーです。

少し前ですが、こんなYahooニュースが出ていました。

『来年から高校の授業に「資産形成」 政府が躍起になる子どもへのマネー教育』

2022年度から、高校の授業で金融経済教育が始まるとのこと!

よくよく調べると、2019年頃から報道されていました。

そうだったんだ!?知らなかった...(><)

ちなみに2022年に成年年齢が18歳へ引き下げられます。

ちゃんと若いうちから自己責任で資産形成しないといけないんですね!

私の高校生の頃とは違います。

高校生に負けないように、マネーリテラシーを高めていかないといけませんね!

今回もサラッと読めますので、ぜひ最後までお付き合いください。

①概要

さて、記事の要点をまとめると

●2022/4から高校の授業に「資産形成」を導入

●金融庁が職員を学校に派遣して授業

●政府が積極的に国民の金融リテラシー教育に取り組む

●学習内容

 ↳株式や投資信託など金融サービス

 ↳電子マネーなどキャッシュレス決済

 ↳仮想通貨、金融商品のリスクとリターンなど

というものです。

家庭科や社会の授業で金融などを学ぶようです。

社会は現代社会が無くなり「公共」という科目が出来ます。

②18歳成年化について

2022年より18歳成年になります。

成年に達すると、親の同意を得なくても、自分の意思で様々な契約ができるようになります。

例えば

・携帯電話の契約

・部屋を借りる

・クレジットカードをつくる

・ローンを組む

などが、親の同意がなくても出来るようになります。

さらに、10年有効のパスポートを取得したり、公認会計士や司法書士、行政書士などの資格を取得したりすることもできるようになります。

うーん、2年早まるだけだが、高校3年生の歳でカードを作って、ローンも組めるようになるのは凄い!

③政策から読み取れること

老後2000万円問題のように、国民は政府に依存するのではなく、自分で資産形成しなさい!

国民の一生を保証することは出来ません!

という意味もあるのでしょうね。

金融庁の資料に、政策の根拠があったので抜粋しました。

<「新学習指導要領」パネルディスカッションより>

高校生金融教育_0001

高校生金融教育_0002

高校生金融教育_0003

高校生金融教育_0004

◆金融リテラシーと

・「家計管理」

・「生活設計」

・「金融商品の選択/金融経済の理解」

・「外部知見の活用」

の4つから成る。

◆金融資産の内訳は

・日本:現預金(54%)、株式・投資信託(17%)

・アメリカ:現預金(13%)、株式・投資信託(43%)

・日本では現預金のウェイトが高く、株式・投信のウェイトが低い。

◆1998年~2018年の20年間で、家計金融資産は

・日本:✕1.4倍

・アメリカ:2.7倍

・アメリカでは国内の家計資産の合計が、日本の2倍増えている。

◆仮想通過やマルチ商法など、悪質な詐欺に遭っている若者がいる。

アメリカと比べると、当然日本のマネーリテラシーは低いようです。

「NISA」や「ideCo」制度で、個人の投資や資産運用を推奨しているのと同じように、自分の面倒は自分で見なさい!というメッセージが伝わってきます。

終身雇用の安定神話も、もう幻想化しています。

国の教育や規制だけでは限界があるようです。

これまで学校でも社会人でも、一切お金について学ぶ機会を与えなかったのに、急にここ数年でグイグイ金融リテラシーを求めらるようになりましたね(笑)

④効果は?

自分が高校生の頃は、受験勉強オンリーで他の事をする余裕は全然無かったし、将来株式を買うなんて想像もしてないし、投資なんて一生縁の無いものと思っていました。

高校生がちゃんとお金の勉強をしてくれるかは疑問ですが、テストとかあれば、嫌でも勉強して覚えるでしょうし、親も勉強せざるを得ないので、良いことだと思います。

興味を持つ学生も一定数いるでしょう。

投資の本やYouTube動画も沢山あるので、自学自習も出来ます。

保健体育や家庭科の授業みたいに、あまりマジメに授業は聞いていなくても、学生の頃こんなこと勉強したな~!と記憶にも残りますよね。

16歳で投資の勉強を始めたら、30歳の頃にはキャリア14年のベテランになっている訳です。羨ましいです!

自分も10代の内にそういう事を教えてくれる大人が近くに欲しかった。

⑤まとめ

あと5~6年したら、金融教育を受けた高校生が社会人になります。

少なくとも投資人口はこれから増えるでしょう。

日本全体のマネーリテラシーが向上すれば、金融をはじめ、あらゆる業界で「お金の知識が無い人」を相手にするビジネスがしにくくなります。

顧客に有利な商品の割合が増えて、営業マンも顧客志向の強い人しか生き残れなくなると思います。

逆にリテラシーが高くお金の無い若者を避けて、リテラシーが低くお金を持っている高齢者向けの販売が更に強まるかも知れません。

最後に

もし自分が高校生で金融教育に目覚めていたら、言ってみたいこと⇩

母「お年玉は無駄遣いしたらいかんよ!」

私「いや、プレイステーション買う」

母「それいくら?」

私「4万円くらい」

母「そんな物いらんでしょ!貯金しなさい」

私「1年で4万円を8万円にして、元手は減らさない」

母「え?どうやって?」

私「株式投資で!」

母「そんなギャンブルやろ、ダメよ!」

私「いや、正しくやったら大丈夫よ」

母「変なことせんで貯金しとき」

私「最悪4万円が0円になるだけだし、そん時は諦める」

 「ずっとチェックしてて自信ある銘柄がある」

 「会社名言うから、俺の代わりに取引してよ」

なんて会話をしてみたかった!(^^)

親からしたら面倒くさいでしょうけど 笑

最後までご拝読ありがとうございました。

今と将来を楽しくするために、一緒に頑張りましょう!

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