人となりが伝わる文章を書きたい・読みたい — 共同マガジン「自分と向き合う文章術」をはじめます
ご縁がありまして、新しく共同マガジンに参加させて頂くことになりました。
声を掛けてくださったと ある男の自由作文 さんの文章が素敵です。
普段、私が思っていることを代弁して下さいました。
note に感じる居心地の良さにも繋がります。
note に投稿されている記事には「書き手の人となり」が伝わるものが多いと感じます。
そのような空気感ゆえに、私自身も自分らしく書くことができています。
「文章と真摯に向き合うこととは、自分と向き合うこと」
まさにその通り。
note で文章を書く過程は、自分との対話です。
心に無い「嘘」は書きたくないと思っています。
共同マガジン「自分と向き合う文章術」のコンセプトは次の通りです。
読みたかったこと かつ 書きたかったことの一つです。
文章との向き合い方は人それぞれ。
意見交換・情報共有をしていくことにワクワクします!
この共同マガジンを始めたきっかけは1冊の本でした。
私がクリエイターページに掲載していたこちらの本。
「とある男の自由作文」さんの愛読書でもあったので、声を掛けて下さったそうです。
確か、クリエイターページを設定したのは半年前。
半年後に思わぬ形で反応をくださったことに感動です。
1冊の本をきっかけとして新たな繋がりが生まれる。
1冊の本を様々な視点から語ってみる。
やってみたいことの一つだったので、とても嬉しいです。
早速、「とある男の自由作文」さんが、この本に関して記事を書いてくださっているので、紹介させていただきます。
この本から受け取るメッセージ。私も同じような気づきを得ました。
もちろん、全く「いらない」わけではないけれど、「文才」を意識しすぎて書けなくなってしまっては本末転倒です。
不思議なものですね。
私がnoteに投稿することもエッセイに近いものであるはずなのに、ビジネス向けの文章の書き方に関する本から何かを学んでいます。
そういうことか。
抽象的で掴みどころのない心のうちを言葉にするのがエッセイであるとすれば、確かに「わかりやすさ」が求められるビジネス向けの文章のノウハウも活きてくるのかもしれない!
痛いところを突かれる感覚もありますが、確かにその通り。
「使いたい表現」と「伝わりやすい表現」が一致しない場合には葛藤することもあります。
例えば、記事のタイトルをつけるとき。
私は抽象的な表現を使いたくなりがちです。
小説のタイトルをつけるような感覚でタイトルを考えています。
けれども、タイムラインで見た方が察して下さるかどうかはわからない……
悩ましいところではあります。
もう一つ例を挙げるならば、SEOライティングへの葛藤もあります。
SEOライティングとは、Googleなどの検索エンジンの上位に自分の投稿を表示させるためのテクニックであると理解しています。
そうなると、検索されやすいキーワードをタイトルに入れる必要があったりして……
比喩的な表現は向かないことになります。
たくさんの人に読んでほしいけれど、使いたい表現が使えない!と日々葛藤しております。
結局のところ、正解はないのだと思います。
大切なのはバランス。
自分らしい表現を大切にしつつも、読み手の立場も想像して「伝わりやすさ」「わかりやすさ」も意識していくことが大切です。
上阪徹『10倍速く書ける超スピード文章術』では、文章を書くにあたっての「素材集め」の大切さについても言及されています。
「とある男の自由作文」さんも次のように説明しています。
文章とは道具。
文章を書くことは、文章で書くこと。
どう伝えるかも大切だけど、何を伝えるかが明確でなければ、中身のない文章になってしまう。
逆に伝えたいことがあるときは、自ずと言葉が湧いてくる。
その結果、「速く書ける」というのが、私の理解です。
そして、積み上げられた素材から湧き出てきた言葉からは、その書き手の人となりが伝わってくると思っています。
人となりが伝わる文章を読みたい・書きたい。
「顔が見える野菜」のような温もりのある記事を楽しみたい。
そんな思いから、「自分と向き合う文章術」を探究していきたいと思います。
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