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文才がいらない文章術~10倍速く書ける超スピード文章術・上阪徹/著~

はい、おはようございます。トホホな男です。

「自分と向き合う文章術」共同マガジンをスタートするきっかけとなった一冊を、まずご紹介します。

10倍速く書ける超スピード文章術・上阪徹/著を、愛読書とする二人がnote上で繋がったことが、きっかけです。

この本を好きな人となにかコラボしたい、と感じてスタートしました。

書棚から手に取り、今改めて読み返しています。前回、再読したのは1ヶ月ほど前だったんですが、今回この本について自ら文章を書くとなると、これまでとは読み方、視点が異なりオモロいです。

さて、いきなり結論です。

相手に伝わる文章を書くには、文才はいらない。

です。むしろ、ジャマだとも感じています※個人的に笑

超スピード文章術のテーマは「わかりやすくて役立つ文章」の書き方です。

つまり、ビジネスの現場で使える文章の書き方とも言えます。

小説やエッセイを書く人向けではないことは、本に明記されています。

ただ、私は小説やエッセイを書く人にも大切なことが書かれていると思います。

なぜなら、文章には分かりやすい=伝わりやすいことが求められるからです。

分かりやすい、伝わりやすい文章を書く能力をベースにして、そこから文才が活かされる。

そのベースとなる能力が欠けた文章は、レトリックやテクニックに走った、単なる言葉遊び・自己満足に陥ってしまいます。

なので、私が超スピード文章術を読み返すのは、人から依頼された文章を書く時、誰かのために文章を書く時です。

今、私は文章を書くことを仕事にしていないので、自分が好きなように書いていますし、それはそれでいいと思っています。

ただその状況の中では、独りよがりな文章が自分にとっての「当たり前」になりがちです。

もちろん、独りよがりにならないように気をつけてはいますが、結局は自分のためなのでシビアにチェックしていません。

だからこそ、誰かのために、分かりやすい文章を書く時には、襟元を正して基本に立ち返りたい。

そんな時に、この超スピード文章術を手に取ります。

そして、上阪さんの文章に対する真摯な姿勢を再インストールさせてもらいます。

私は、つい自分の想いやイメージを無意識で文章に反映させてしまいます。

そうじゃない、具体的な事実・素材を積み上げることが、なにより大切なんだ。

それが誰かに伝わる文章なんだと、自戒を込めて読み直しています。

なので、愛読書というより、教科書ですね笑

最後に、「超スピード文章術」という本のタイトルとなっていますが、スピードを目的にしているとは私は感じていません。この本に書かれていることを実践すると、結果的にスピードが速くなる。

なので、ホンマにスピードが速くなりたい!と思って手に取ると、ちょっと違うかもしれません。ちゃんと読んで、実践すれば速くなるんですけど。

ということで「文才がいらない文章術」を今書き終えて感じるのは、難しい笑

点数をつけると、75点かな。

平均点に達していないけれど、赤点でもない。

そんなハンパな感じ=私です笑

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