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みっしょん 第11話「欲まみれの夜 魅了される魅了」 補足&解説

みっしょん 第11話「欲まみれの夜 魅了される魅了」の補足や解説など

誰のために書くのか、という感じも若干ありますが、自分の備忘録のために残しておこうと思います。
キャラクターの設定や話の展開は時間に追われると、自分でも忘れてしまいがちですからね。


まずはChatGPTにあらすじを書いてもらいました。

登場人物

クレフィラ

概要: 魔王ムレク亡き後、最も魔王に近い魔族の一人。若矢よりも強力な魅了の力を持つ。
印象: 神秘的で妖艶なキャラクター。強力な魅了の力を持ち、若矢にとって新たな脅威となる存在。

ラムル

概要: 若矢を助ける存在。白い光を放ち、若矢をクレフィラから救う。
印象: 若矢を守る強い存在であり、冷静で知識豊富。彼の迅速な対応と守護者としての役割が印象的。


あらすじ

魔族の脅威が去り無事に生還した若矢たちは、島の人々とともに戦勝を祝う宴を開く。
町中の女性たちから称賛され、若矢たちは英雄としてもてはやされる。

宴の最中、トイレに立った若矢は小高い丘で美しい女性と出会う。
彼女には若矢が放つ魅了の力が効かない。
その正体は魔王ムレクに代わる強大な魔族の一人、クレフィラだった。

若矢はクレフィラの強大な魅了の力に抵抗できず、危うく彼女の手中に落ちそうになるが、駆けつけたラムルの助けで難を逃れる。
クレフィラの存在は若矢に強烈な印象を残す。
ラムルの助けで正気に戻った若矢は、再び宴に戻り、町の女性たちに囲まれながら賑やかな夜を過ごすことになるのだった。


登場人物の補足&解説

クレフィラ

概要
魔王ムレク亡き後、最も魔王に近い魔族の一人。若矢よりも強力な魅了の力を持つ。
印象
神秘的で妖艶なキャラクター。強力な魅了の力を持ち、若矢にとって新たな脅威となる存在。

魔妖妃と呼ばれる魔族の女性です。
元々は、魔王ムレクに専属で仕える魔界の魔術師でしたが、虎視眈々と次の魔王の座を狙っており、水面下で準備を進めてきました。

準備というのは、ムレクから魔王の座を簒奪した後に、他の魔族たちに自らの正当性を示す後ろ盾を得ることでした。
かつての大魔王であったベリオールの息子を魅了しようと企みますが、これは彼の抵抗にあって失敗に終わっています。

そして次に企てた作戦は、とある大国家の過激な一派と協力関係を結ぶことでした。
彼らは争いを強く望んでおり、力を欲していました。彼らの中心人物の1人人に魔族に対して恩を感じている若者がおり、その者が主体となって動き、クレフィラとその一派の協力関係を結ぶことに成功したのです。
「魔族以外の者に協力を仰ぐなど……」という考えが根付いている魔界におけるこの行動は、クレフィラの柔軟で計算高い一面が垣間見えます。

後ろ盾を得たクレフィラは、協力者の若者に更なる力を引き出させようととある遺跡の秘宝"レリクス"を探し始めます。
それに伴って、魔族の出現が急増した場所こそが、ビブルスたちに協力要請を受けて若矢たちが立ち寄ったマクロフの町です。
そこでどのような戦いがあったのかは、7話~10話で書きました。

そして戦いが終わり、酒宴を開いている若矢たち。
その若矢の前に突如として現れ、彼を魅了しようと企んだのです。
彼女自身は当初、気晴らしに風景を眺めていたにすぎませんが、彼に声を掛けられた時にすぐに魔王ムレクを討った「牛方若矢」という転生者であると気付き、いたずらごころから彼を魅了しました。

あと少しのところで、ラムルの邪魔が入ってしまいましたが、彼女の反応を見るにそこまで本気であった可能性は低いでしょう。
また、今回披露したのはあくまでも常時発動中の魅了のみで、彼女が得意とする魔法は一切使用していません。

彼女の再登場は、まだしばらく先になりそうです。


ラムル
概要
若矢を助ける存在。白い光を放ち、若矢をクレフィラから救う。
印象
若矢を守る強い存在であり、冷静で知識豊富。彼の迅速な対応と守護者としての役割が印象的。

若矢を絶対に助けたい神の使いです。
能力を発動する際は、ラムルの意思よりも先にエルが憑依して力を使用しています。

クレフィラはラムルに妨害を受けた際に、姿は見えずとも何かに邪魔されたということは認識できており、ラムルが若矢だけにしか認識できないようにしていても、なんとなく存在を感じ取ることができる場合もあるようです。

神の使いであるため、今のところ絶大な力を発揮していますが、それでも難しい局面となったのが「第13話」で描かれる戦いですね。


第11話「欲まみれの夜 魅了される魅了」 全体的な補足

今回はクレフィラとラムルの登場人物解説が補足したい内容のほとんどを占めています。

それにしても……若矢くんが本格的に自分の持つ魅了の能力に溺れ始めていますね(笑)
彼の持つ魅了の能力のレベルですが、「思いを寄せる相手が他にいない、世界をあまり知らない小さな村か町の異性」を魅了するレベルの能力です。
そこに彼の持つ、「異世界の珍しい話」「魔王を打ち倒した勇者」という要素が加わって、もう少しだけ魅了の効果を引き上げています。
この小さな島の町で育った若い娘たちには、若矢がとても輝いて見えるのです。

そういえばこの酒宴で、帝国軍のビブルスはカルロッテにからかわれ、魅了の能力無しに、彼女に魅了されています。
その模様を、本国にいる直属の上司である「フラヴィア・フーリウス」に宛てた報告書が『コチラです。
彼も相当楽しく飲んでいたようですね🤭



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