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noteで「クリエイティブ事例紹介」を1年間継続して思うこと。

物事があまり長続きしない僕たちクリエイティブ・デザインチームが、「クリエイティブ事例紹介」を1年間継続できたことについて思うことを綴っていきます。

最初に

「クリエイティブ事例紹介」はもともと、チームメンバーのクリエイティブ意識の向上とコミュニケーションを深めるために、アイデアミーティングを始めたことがきっかけでした。
そこで紹介された事例をチーム内だけで完結させるのでなく、noteで公開することで、より多くの人の参考になったり、アイデアにつながったり、クリエイティブって面白いな!と感じてもらえればいいなと思って始めました。

世の中の事例を集めて紹介するだけのコンテンツですが、僕たちなりのフィルターで集まった情報は、趣味や趣向を反映して、独自のセレクトになっている面白みがあると感じています。
また、続けていくうちに「こういうのが好きなんだな」「こういうのをやってみたいな」とチームで話す様になりました。ただ改めて見ると、若い女子目線の事例が少ないかなーと思います。

1年間継続するために意識した5つのこと

僕が「クリエイティブ事例紹介をやろうよ!」とチームメンバーに声をかけた当事者なので、ミーティングが捗るように5つのことを意識して進行していました。

1.誰よりも事例を準備する

当然、毎回誰よりも圧倒的に事例を準備しています。普段からクリエイティブ関係やおもしろい情報をチェックするのが好きなので楽しんで取り組んでいます。情報源のほとんどはWEBメディア(国内・海外)、SNS、雑誌ですが、個人的にはSNSよりプロ編集者がしっかりと企画制作した読み応えのあるコンテンツが好きです。けど、驚かされるのはSNSならではの着眼点や瞬発力のあるコンテンツです。つまり、おもしろければどっちも好きです。

2.ノーアイデアでも大丈夫! とメンバーに声をかける

仕事や家庭で忙しい時もあるので、ノーアイデアのメンバーがいてもネガティブな空気にならないようにしています。その時は他のメンバーの発言にコメントしてもらったり、コミュニケーションを深める方にシフトします。ただ、ミーティングの趣旨として主体的に情報収集をしてほしいので「次回は1個でもいいのでお願いします!」と声をかけます。日々、情報に接しているはずなのでアイデアのかけらはどこにでもあります。自分たちの感度を高めて良い情報をキャッチする習慣をつくりたいです。

3.ミーティングではメンバー全員分の同じドリンクを準備する

ミーティングでは仕事モードを一旦オフにしたいので、開始時にドリンクで乾杯します。同じドリンクにすることで一体感を図ったり、味の感想を言い合ったりしてアイスブレイク的な効果を狙っています。ドリンクは毎回、様々な種類を買いますが、キュートレモン的なすっぱいドリンクを好んで選んで買っています。酸味が気分転換になるのと、疲労回復やエネルギー回復の効果を少し狙っています。ちなみに、微々たる金額ですがドリンクは主催者である僕の奢りです。

4.ミーティングは毎月半ばに16:00〜17:00の1時間だけ開催する

1日の仕事の終わりが見えてくる16:00から1時間だけ開催します。午前は集中したい仕事、正午は昼食で気分転換、そこから16:00までにある程度その日の仕事を進めてからのミーティングになります。ミーティングが終わってからは、あと1時間だけ働いたら定時(18時)というのも丁度いいタイミングだと思います。月初と月末は定例会があったり仕事が混んでることが多いので、月中の開催にしました。毎月行っているミーティングなのでメンバーは優先的にスケジュールを抑えてくれます。

5.noteは昼12:00に社内掲示板でも公開する

メンバー以外の社員にも読んでもらいたいため、note公開日はお昼休みに入る12:00に社内チャットにもメッセージとURLをポストします。たまに別部署の方からチャットで「スキ」的なレスポンスがもらえたり、社内ですれ違った時に「note見たよ!」と声かけてもらえると、とても嬉しくなります。が、殆どの方はスルーです。それが当然なので全く気にしませんが、僕は誰かのメッセージにはレスポンスしていこう!と静かに心に誓いました。

他にも、
・事例紹介の「Point」は短い文章で簡潔にまとめる。
・バナー画像はパターン化してイラストと色を変更するだけにする。
・イラストの内容はその時の思いつきでOKとする。
・心に響けば何でもクリエイティブとする。
・難しい言葉は使わない。
・「会議」とは呼ばず「ミーティング」と呼ぶ。
・いい事例でも古い事例は見送る(旬の事例に限定する)。
・オンラインよりリアルでした方が盛り上がる。
・人数が揃わなくても必ず毎月やる(毎回4〜6名)。
など継続しやすいように、かつ楽しんで見てもらえるよう細かな点で気をつけています。

まとめ

1年間継続して、メンバーのクリエイティブ意識の向上とコミュニケーションを深めることができたのか?と聞かれれば、「徐々に良くなってきた」と答えます。
各メンバーが以前より主体的にトレンドや興味関心のある情報を集めて共有するようになったり、実際に新しいサービスを使ってみたり、何か案件があった際に「あの時の事例が参考になるんじゃない?」とリマインドしたり、会社からもチームワークを高評価してもらったり、いい方向へ進んでいるのは間違いありません。このまま良いアウトプットへ繋げていきたいです。

これまでは、「仕事で忙しい」「自社のことは後回し」といった理由で、何かと長続きしませんでしたが、上記の意識した5つのことに加えて、楽しんで取り組むことが何より継続の秘訣だと実感しました。また、noteが使いやすいのも継続できた理由の一つだと思います。

最後に

これからも僕たちが「おもしろい!」と感じた、世の中のクリエイティブ情報を月イチで発信していきます。読んでくれた方の参考になればとても嬉しいです。今後とも「クリエイティブ事例紹介」をよろしくお願いします!

最後の最後に

「クリエイティブ事例紹介」はチームアカウントで運営しているので、僕の主観でnoteライターの方に「スキ」や「フォロー」をしませんが、それでも「スキ」をもらったり「フォロー」してもらえると、伝わってるな!と感じて励みになります。ありがとうございます!

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