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「仕事は戦友と一緒に働くから頑張れる」 2期連続MVPを獲得した"最年少統括”

みなさん、こんにちは!note編集部のかりんです。

今回から3回にわたり、ウエディングパークの営業を支えるキーパーソンに密着したnoteをお届けしていきます!
今回は、営業本部 東日本統括 兼 戦略企画室室長の金 小熙さんです。

2015年に新卒入社したのち、結婚準備クチコミ情報サイト「ウエディングパーク」と、「ウエディングパーク海外」の営業を兼務し、北陸~都内、海外の結婚式場のWEBプロモーションをサポート。3年目にはグループリーダーに転向し、半年に一度の社員総会ではウエディングパーク初の2期連続でMVPを獲得。現在は東日本地域の営業統括 兼 戦略企画室の室長を勤めています。

個人の営業力はもちろん、リーダーとしてのマネジメント力にも定評がある金さん。
そんな彼女を突き動かす原動力は何なのでしょうか?


「一人で仕事はできない」

入社してから6年目になりますが、困難な局面は数えきれないくらい越えてきました。
まず一つ、ターニングポイントになったのは、2年目にウエディングパーク海外の営業を任された時です。

ずっと海外事業を担当してきた先輩との二人三脚。クライアント企業のご担当者様は「社長」や「取締役」など、自分よりはるかに目上の方々ばかりで、当時の自分にとってはとても荷が重かったのを覚えています。お客様には広告商品の価値だけではなく、自分自身が営業担当であることに価値を感じてもらわなければと思い、必死でした。その時から、自分の中で強い当事者意識が芽生えていった感覚があります。自分がお客様に貢献をし、売上を作る。そのためにすべきことをずっと考えていました。

その経験から学んだことは、「一人で仕事ができると思わないこと」。
それまでの自分は、一人で仕事をすることが多かったんです。でも、お客様のフロントワークとは「社内の資源をお客様に還元する役割」であることに気が付き、考え方が変わりました。
それ以降、部署関係なく社内の様々な人から情報収集をし、ウエディングトレンドやインターネットにまつわる最新の情報、基礎的なナレッジなど、積極的にお客様に共有していきました。自分が思うお客様のためになることをやっていくと、自然と結果はついてくるものなのだと知ったのも、この時期でした。


「お客様の成功にこだわる」のが営業

ウエディングパークはベンチャー企業ですが、ベンチャー企業の営業として大切だと思うことは、「お客様の成功にこだわること」です。むしろ、こだわらないとつまらないとさえ思っています。個人の成果にこだわると「お客様のための提案」ではなく「自分のための提案」になります。お客様のための提案、すなわち成功にこだわると、お客様の課題を会社で解決しようと考えることができます。時には、お客様にとっては耳が痛い事も言わなければいけないですが、お客様の成功にこだわれば、それも必要なことです。
お客様のフロントワークが「社内の資源をお客様に還元する役割」であるとすれば、会社の規模が小さく、部署の横断が比較的しやすいベンチャー企業の営業のほうが、それを叶えられる気がしています。


自分を支えてくれるチームの存在

私にとってチームとは、どんな時も自分を支えてくれる大切な存在です。

3年目になると、国内・海外ともに営業に慣れ、任される仕事も大きくなっていきました。お客様との重要な商談が何社も重なったり、海外事業のお客様との大きなお取引も決まったり…と、成果と比例して、自分が今まで経験したことのない莫大な仕事量を任されることになりました。

とにかく毎日必死で朝から夜遅くまで働きましたが、余裕がまったくなく、正直精神的にもボロボロになっていました。

「お客様から任せてもらったからには、絶対にやり切らなければ」という責任感も強かったのですが、その時期に一番大きな支えとなったのはチームの存在でした。

メンバーは上司含め4人、毎日みんなでお互いを励まし合うチャットが飛び交っていたのを覚えています。「自分は一人で戦っているんじゃない」とわかりましたし、仕事で関わる方が多かった分、その方々のためにも頑張りたいと思えた事が何よりも自分の力になりました。

チームと一緒に困難を乗り越えた経験が、自分のチームマネジメントの原点になっている気がします。


「一緒に働く戦友と創る」のがチーム・組織

4年目からはマネージャーとして、本格的にメンバーのマネジメントを任せてもらう事となりました。私がマネジメントをする上で大事にしていることは、二つあります。

一つ目は、「入口を大事にすること」。
受け持つメンバーと初めて会った時から、信頼関係を築けるように意識しています。マネージャーとは、メンバーの人生を預かっている立場だと思っているので、メンバーには仕事以外の事でも、今まで経験した出来事などをシェアしてほしいと伝えています。プライベートと仕事は繋がっていると思っているので、例えば何か悲しい事があって仕事に集中ができないとか、絶対にあると思うんです。そういうことも遠慮せずに素直に話せる関係性でありたいなと思っています。

二つ目は、「チームメンバーに戦友だと伝えること」。
これは、元上司がよく私たちに言ってくれてたことなんです。「今、自分に足りないことってある?」と、二人でMTGするたびに聞いてくれて、一緒にチームを創り上げる感覚を覚えました。その経験からか、私もメンバーには自分やチームに関して、何か不満に思っていないかなど、聞くようにしています。上司だからといって身構えて、素直な意見が出せないメンバーもいるかと思うのですが、マネージャーとメンバーという役割が違うだけで、全員私の「戦友」なんです。メンバーしか気が付かないところもあるので、意見を沢山ぶつけてくれるメンバーがいると嬉しいですね。

マネージャーをはじめてみて、すごくやりがいを感じるのは「メンバーが、自分が思ってもみなかった事を起こしてくれた時」です。メンバーが想像以上の成果をだしたり、歩むキャリアを変えたりした時、マネージャーとしての介在価値をとても感じましたし、一方でマネージャーの視野が狭かったら、メンバーも視野が狭くなるのではないかと危機感ももっています。若いメンバーも多いので、自分も上に上にいかないとメンバーも成長できないと思い、最近は積極的に学ぶ場へ足を運ぶなど、組織のためにレベルアップできるようにしています。

お客様のフロント業務がメインの立場から、メンバーの育成を担当する立場になり、組織全体のことを俯瞰して考えられるようになった事は、今までにない感覚でした。組織の戦略の川上から自分が関われることで、営業メンバーの納得感が高い戦略を考えることもできますし、組織としてのチーム力を各段にあげられると思っています。組織・会社に与えるインパクトが大きくなって、今の仕事にも非常にやりがいを感じています。


ブライダル業界をもっと、発展させるために。

ブライダル業界は基本的にリピーターが少ないサービスを提供していますので、サービスの良さや価値を伝えるためには、規模を拡大してサービス利用者を増やしたり、広告などで広く世の中に情報発信したりという活動が必要になります。結婚式場がもっと売上を出せるようになれば、人材・設備・広告など色々なことに投資ができるようになり、より多くの人が結婚式の良さを知るきっかけができます。
結果として結婚式をあげるカップルが増える、というサイクルを生み出せれば、より業界の発展に繋がるのではないかと、私たちはWEBプロモーションをはじめ、お客様の事業を広くサポートさせていただいています。

私はこれからも、お客様そして今働いている戦友と一緒に「結婚式の魅力を引き出し、ブライダル業界の発展に貢献していきたい」。そう思いながら、日々仕事に取り組んでいます。

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