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どうして、Web制作業界のデザイナーやエンジニアは給料が安く、上がらないのか?給料を上げるためにやるべきこと。
日本のエンジニアの給料は安すぎる!
エンジニアの価値を認められないのは、日本だけだ!
なんていう意見や記事が度々ネットで話題になっています。
日本に文句あるなら、海外で働けば?とも思うのですが、Web制作業界の制作者の給料は、他の業種と比べても、安い方で昇給しにくい傾向にあります。
わたしもWeb制作会社を何社か経験していますが、昇給したことも、賞与を納得いくような金額をもらったことも、ほぼありません。
実際に、経営の立場と社員の両方を経験してみると、Web制作業界の技術者、制作者の給料が上がりにくい構造が見えてきました。
では、逆にどういう自分になれば給料を上げてもらいやすいのか?
経営者はどう考えて給料を上げているのか?
そういうことも少し分かってきた気がします。
そんな経験をもとに、どうしてWeb制作業界の給料が上がりにくいのか?
上げるにはどうしたら良いか?
について考察してみました。
ちょっと辛口な部分もありますが、給料に不満があって転職を検討している人は参考にしてみてください。
いくら制作者のスキルが上がっても、制作会社が給料を増やせない理由。
Web制作会社の規模は9割以上が、10名以下の零細企業なのではないかと思います。
そういう会社が10名くらいで1億円程度の売り上げを上げていたとして、一人当たり1,000万程度の売り上げ。
給料の差があるのを考慮しつつ、社会保険料や10名くらい入るオフィスの家賃などを考慮すると、一人当たりの年収のアッパーは大体予想付きます。
転職サイトなどに、年収条件が「300万~600万」などと書いてあっても、売上規模を見れば、よほどのことがないと600万は出せないのではないかと想像が付くわけです。
エンジニアやデザイナーはスキルに対して評価して欲しい、と思っています。
ただ、いくらスキルアップしても、案件がないとスキルは発揮できません。
案件があっても、売上がきちんと上がらないと、スキルのある人にそれなりの給料も支払えません。
(ない袖は振れぬ・・)
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