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「楽しむことしか、考えられないから」

先月参加したオンラインのイベント「タニモク」。

そこで同じグループの女性に言われた言葉が衝撃だった。

タニモクとは

他人に目標をたててもらうワークショップです。
あなたの話をきいて、他の人があなたの目標をたててくれます。
自分では考えつかなかった新しい視点が見つかるかも!
https://tani-moku.jp/index.html

今回私以外二名、計三名でワークを行っていった。

自分が現在の状況や悩みを話し、あとの2人が質問をした後、「私がかやはらさんだったら〜する」とアイデアを出してくれる流れ。

仕事のことで悩み

コロナで休校期間が長かった影響もあったのか、もともと集団が苦手な長女が学校が再開してから体調を崩しがちになり、以前のように行けなくなっていった。

校長先生とも話し、彼女に合いそうな学校へ行けるよう準備を始めている。
行くか行かないかは今のところ半々だが、年度の途中での転入出ができないから、行くとしたら来年度から。

ただしその学校に行くことは送迎の距離がかかり、学校とも密に関わる必要が出るので、この先数年は益々私の時間は減ってしまう。

最近の依頼の傾向ではこれまでよりボリュームが大きめな仕事を依頼されることが増え、今はお受けできないとやむなくお断りするしかなかった。

依頼が来ても受けられないことが増えていく。

挑戦したい気持ちはあったが大きめな仕事は要求レベルも高くなり、自分のスキル不足を埋めながら新しい仕事をするエネルギーを維持できるか自信もなかった。

自分に無い視点

家族で郊外に移住して農業をしている女性が、頭を悩ませながら出してくれたアイデア。

「うーん、かやはらさんと全然状況が違うから、変なこと言っちゃうかもしれないけど。
その状況なら、子供中心でいく、かな、私なら」

「子供と一緒に楽しんじゃう。で、空いてる時間にヨガとか入れる。できるなら美味しいものを食べる」

「私は楽しむことしか、考えられないから…」

この、「楽しむことしか、考えられない」にやられた。

彼女の状況。農業に子育てもして、さらにお店も開くなんて、かなりハードに思えるけど、それでも彼女のなかでは全てが楽しさなのか。

自分に無い視点。

タニモクの最後

「最後に今日の気づきを皆さんで共有しましょう!」

進行の女性に促され、ひとりひとり発言していく。

グループのもう1人の女性が先に「楽しむことが大事と思いました。楽しむ、でいいんだなと」と発言。

私も同じだった。

どうしようもないと思うことがあるなら、その状況を楽しんでしまう。

今までならどうやったら解決できるかばかり考えていて苦しくなっていたから、違う視点を入れる。
その状況でどうしたら自分が楽しくなる?を一番に考えてみようと思った。

仕事は嫌いじゃない、むしろ好きだ。

しないほうが多分苦しいから、悩んでいた量や質の問題さえクリアしたらいいはず。

今の自分の力量で出来ることで、喜んでもらえそうなことをこちらから伝えてみよう、そう思って準備している。



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