golang アスタリスク(*)の意味と使い方について理解する
Go言語/golangの学習を進めるにあたって、必ず理解しなければいけないのがアスタリスク(*)についてです。
今回はGo言語で使用されるアスタリスク(*)の意味と使い方について解説していきます。
まずアスタリスク(*)は主にポインタに関連した操作に使用されます。
ポインタとは
ポインタは、メモリの効率的な管理や関数呼び出し時のデータの受け渡しに主に使われる機能です。
ポインタを使用する際は、間接参照やメモリアドレスの取り扱いに注意が必要となります。
Go言語のアスタリスク(*)の意味と使い方
それではアスタリスク(*)が具体的にどのようなタイミングで使用されるか紹介していきます。
ポインタ型の定義
ある型へのポインタ型を定義する際に使用されます。
例えば、*intと記述すれば、それは「intへのポインタ型」という意味になります。
var x int = 10
var p *int = &xpは、int型の変数xへのポインタということになります。
デリファレンス（間接参照）
アスタリスクを変数の前に書くことで、そのポインタが指す元の値にアクセスすることができます。
これをデリファレンス（間接参照）と呼びます。
var x int = 10
var p *int = &x
fmt.Println(*p)上記コードではpが指すメモリの値（xの値）を出力できます。
ポインタ型への型変換
新しい変数や構造体のフィールドがポインタ型の場合、アスタリスクを使用してその型を宣言します。
type xxxx struct {
x*int
}新規構造体のポインタの作成
new()関数、もしくはリテラル構文を使うことで新しい構造体を作成するタイミングで、ポインタを作成する際にもアスタリスクが使われます。
type xxxx struct {
xint
}
var a *xxxx = new(xxxx)
var b *xxxx = &xxxx {x: 5}変数aはnewを使った例、変数bはリテラル構文を使った例となります。
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